心の隙間 ページ31
帰る気にもならなくて私は公園にあるベンチに1人座っていた。
ポツポツと雨粒が落ちてくる音ときっとお父さんからであろう着信が鳴り止まらない。
辺りも暗くなり雨雲でより一層黒く染る。
私は何も考えることも無くただただボーっと空を眺める。
雨が、熱くなった頭を徐々に冷ましてくれる
「…………何やってるんだろ、私」
お父さんに嘘をつかれただけ。ただそれだけ…
お父さんは私が傷つかないように、私の為に嘘をついてくれていただけ……。
でも……今はお父さんと顔を合わせて普段通りに接する事ができる気がしない…。
警「ちょっと君、いいかな。」
「えっ……は、はい。」
ビニール傘をさした警官が私に声をかけてくる。
さっきまで冷たかった雨が傘で遮られる
警「もう時間10時過ぎてるけど誰か大人の人は一緒なのかな？ 」
「えっ、と……」
警「さっきから携帯鳴ってるけどお父さんかお母さんからの連絡かな？それなら事情を説明して迎えに来てもらえるようお願いしたいんだけど……。
もし怖いなら俺が出ようか？」
警察手帳を見せてきて嘘では無いことを証明してくれた警官に携帯を無言で渡す。
その反対に傘を渡され私が警官の方に傘をさしているような形になる。
警「あっ。すみませんお父さんで………あっ！いえ！そ、そうではなく！こちらで娘さんを保護しまして…
ぇあ、怪しい者ではなくて、いえいえ！
そんな…はい……そちらの方で保護致しますので来ていただければ……はい、はい…では。」
「……な、なんかすみません。」
警「いえ……とても愛されてるんですね。
開口一番に「俺の娘になにかしたのか？」って言われた時は焦りましたけどね
とりあえず携帯ありがとうございました。この公園の近くの交番分かります？取り敢えずそこまで行きましょうか。」
「は、はい……。」
警官に傘を差されながら交番まで案内される。
そんな中でも私の心拍数は上がっていった。
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結衣ちゃん(プロフ) - うわぁ！めっちゃ続き見たい！ (2022年5月31日 17時) (
レス) @page33 id: 8f9c69d68a (このIDを非表示/違反報告)
あ - 今日初めて読んでみて「ん？」と思ったのは最初女の子が「小学校に通っていない」部分です。小学校は義務教育なので、「親の都合で行かせない」のは義務違反、いくら降谷さんでも催促状とかきますよ。ただの小説、二次創作でもそこはちょっと気になりました。 (2022年5月31日 17時) (レス) @page4 id: ee868f894e (このIDを非表示/違反報告)
みらい@ﾏｻｲ(プロフ) - 紅祐さん» いつか飛び立つかしら…。よし、全訂正します。ありがとう😂 (2022年5月21日 6時) (レス) id: 2f0572d427 (このIDを非表示/違反報告)
紅祐(プロフ) - ポアロがアポロになってます！指摘してごめんなさい！ロケットを思い浮かべてしまいました笑笑 更新頑張ってください (2022年5月20日 23時) (レス) @page3 id: feead6792f (このIDを非表示/違反報告)
結衣ちゃん(プロフ) - 読ませていただきました！安室さんの子供じゃなくて伊達さんの子供って言うのがまたいいですね！なんか警察学校組が大好きだから嬉しい（松田刑事推しです！）更新楽しみにしています！ (2022年5月20日 17時) (レス) @page19 id: 6158c47f1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みらい@ﾏｻｲ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=mirai1212
作成日時：2022年5月11日 21時
