初めて ページ19
「パパ！もう大丈夫だってば…！」
零「いいや、あんな事があったんだ。大丈夫なわけがないだろ。」
「ｯーーー！パパしつこい！」
あれから1週間が経ち、僕のAへの過保護が上がったような気がする。
いつも通りの学校への道。
この1週間。Aはコナンくん達と行かず、僕と一緒に学校まで向かっている。
あれだけ泣き叫んでいたAは、次の日いつもと同じ笑顔でいつも通り僕に「おはよう！」と声をかけてきた。
引きずっていないか心配だったがその様子に安心した。
けれど、僕はAの過保護度を変えることはなかった。
零「僕はAが心配だから言ってるんだぞ。」
「そ、それは私も分かってるけど……もうあれから1週間だよ？」
零「……A」
「な…なに……」
零「僕はもう大切な人を失いたくないんだ。」
僕の言葉に眉を下げ唇を噛み締める。
本当はこんな顔をさせたくなかった。
でも、1番失いたくない…大事な宝物なんだ。
零「……A。今日は紹介したい人が居るんだ。
学校が終わったら寄り道せず絶対に真っ直ぐ帰っておいで。」
「えっ…う、うん……分かった？」
零「いい子だ。じゃあ行ってらっしゃい。A」
「えっ、あ！い、行ってきます…！」
いつの間にか正門前に着いていた事に驚きを感じながらも、きちんと返事をする。
頭を撫でランドセルをポンっと押す。
パタパタと音聞こえてきそうな程の小さな歩幅で校舎に入っていく。
今日は2月6日。
明日は小学校も休みで、僕も仕事は休み。
明日は初めてAを班長に合わせる日
2歳になり、ようやくAに合わせることが出来る。
けれど僕は、伊達班長が本当のお父さんだ。と告げる事はないだろう。
たとえ、Aに真実を伝えても変わらず僕をパパと呼んでくれる。と思う。
でも、少し怖い……。
パパって呼んでくれなくなるんじゃないか。って……
Aが傷付いてしまうんじゃないか。って……
いつかは伝えないと行けない時が来るだろう…。
その時でも…Aは僕をお父さん。と呼んでくれるだろうか………。
そんな思いが飛び交う中、僕はある人に電話をかけた。
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結衣ちゃん(プロフ) - うわぁ！めっちゃ続き見たい！ (2022年5月31日 17時) (
レス) @page33 id: 8f9c69d68a (このIDを非表示/違反報告)
あ - 今日初めて読んでみて「ん？」と思ったのは最初女の子が「小学校に通っていない」部分です。小学校は義務教育なので、「親の都合で行かせない」のは義務違反、いくら降谷さんでも催促状とかきますよ。ただの小説、二次創作でもそこはちょっと気になりました。 (2022年5月31日 17時) (レス) @page4 id: ee868f894e (このIDを非表示/違反報告)
みらい@ﾏｻｲ(プロフ) - 紅祐さん» いつか飛び立つかしら…。よし、全訂正します。ありがとう😂 (2022年5月21日 6時) (レス) id: 2f0572d427 (このIDを非表示/違反報告)
紅祐(プロフ) - ポアロがアポロになってます！指摘してごめんなさい！ロケットを思い浮かべてしまいました笑笑 更新頑張ってください (2022年5月20日 23時) (レス) @page3 id: feead6792f (このIDを非表示/違反報告)
結衣ちゃん(プロフ) - 読ませていただきました！安室さんの子供じゃなくて伊達さんの子供って言うのがまたいいですね！なんか警察学校組が大好きだから嬉しい（松田刑事推しです！）更新楽しみにしています！ (2022年5月20日 17時) (レス) @page19 id: 6158c47f1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みらい@ﾏｻｲ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=mirai1212
作成日時：2022年5月11日 21時
