【名探偵コナン】伊達の子供を降谷が育てるってよ

秘密 ページ13

コ「さっきの反応どういう事だよ灰原」


灰「あら。なんのことかしら？」


コ「Aに対してに決まってんだろ。」



俺は昼休憩時、灰原を校舎裏に呼び出した。
授業間の灰原は自らAに近寄り仲の良さそうに話していた。
でもその内容は本当に単純で、灰原が好きじゃなさそうな会話
ここまでしていたら何か裏があるんじゃないか。と疑った。



灰「何処と無く……昔のお姉ちゃんに似てるのよ……
そのせいかしら、もっと知りたいって思ったの。あの子のこと。」


コ「…お姉ちゃんって……でもAはあの安室透の娘だぞ」


灰「それも分かってる。あの子がバーボンの娘な事も全部含めて……。」


コ「それなら」


灰「大丈夫心配しなくても。あの子をお姉ちゃんと重ねることはしないわ。
私とあなたの事も言うつもりはないから」


コ「あっ。おい灰原！話はまだ終わって…！」



俺の声に反応せず灰原は校舎の角曲がり姿を消した。
そんな灰原の後を見て頭をガシガシと掻きむしる。



コ「はぁ〜……」



ため息を着きながら教室に戻るとAの机の周りに、歩美、元太、光彦が集まりコソコソと四人で何かを話していた。
嫌な予感がしつつも4人に近づき声をかけた。



コ「何やってんだお前ら」


光「コ、コココ、コナンくん！？な、なんでもないですよ！？」


歩「そうそう！今日の少年探偵団のパトロールについて話してたんだよ！ね元太くん！Aちゃん！」


元「おう！今日はコナンと灰原と分かれ「あああああ！！」なんだよ！」


歩「しーーー！！」


光「何言おうとしてるんですか元太くん！！」


歩「そうだよ！コナンくん達に内緒で宝探しに行くのがバレちゃうでしょ！？」



元太が何かを言おうとしたのを歩美と光彦が止めまたコソコソと話している。
チラチラと俺の顔色を伺って来る。
でもその内容はハッキリと聞こえず、俺は気にせずAに話を聞こうと話しかける。



コ「んで、あいつらは何企んでんだ？」


「歩美ちゃん達がね、楽しい所に連れていってくれるって！」


コ「楽しい所？」


「うん！あっ。でもコナンくんと哀ちゃんには内緒なんだよ。びっくりさせたいから？だって！」


コ「ビックリさせたいだー？」



あいつら一体何企んでんだ？
まあ、俺に秘密って言う時は大体何時暗号か何かを見つけて自分達だけで謎解きをしよう。って流れだけど……。


さぁ、どうしたもんか…………。

宝の暗号→←灰原さん

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す