執事 7 ページ7
松「で、ここが浴室。その横が便所な」
『結構広くて吃驚した』
松「最初来たときは流石の俺もビビったわ。」
『あれだね。陣平は執事になっても陣平だね。』
松「かなり怒られっけどな〜。主には敬語を使え！態度を良くしろ！っつてな」
『うわっ、言われてそ〜』
松「反抗すんのは俺の十八番だからな！」
『自信満々で言う事かね……じゃあ陣平はこれからもこんな感じなんだ』
松「だろうな〜。クビになることはねぇだろうし」
『じゃあさっきドキッてしたのは今後無いわけか〜。それはそれで救いかな』
松「は？」
『いや〜…さっき陣平さ、私に向かって執事っぽい事したじゃん？その時いつもと違う陣平にドキッてしちゃってさ〜。いや〜本当驚きだよね〜。』
松「ふ〜ん………」
その後は何もなく、普通に陣平と家の中を探索し自分の部屋へと帰った後、何故か静かになった陣平に『陣平？』と下から覗き込む。
するとふいっと視線を外され思わず首を傾げた。
さっきまでの陣平とは打って変わり静かになった陣平に少しだけ不気味に思った。
『さっきから変だよ？陣平』
松「……………お前が…」
『ん？なによ』
松「お前がさっき、俺にドキッてしたっつうから…」
『えっ、う、うん……？』
松「そんな感情を持ってくれたんだって思ったら…反応しねぇわけないだろうが……」
『っ………なにそれ、変な陣平』
松「悪かったな…。じゃあ俺は戻っから」
『はいはい、ありがとね。』
松「…………おう。」
陣平が部屋から出て行ったのを見て、私はベットに向かって顔面からダイブする。
枕を握り締め、息をハァーっと強く吐いた後足をバタバタをベットに当て体勢を上に向けた。
枕の隙間から覗き込んだ私の顔は薄く赤色に染まっていた。
騒がしい心臓の音にゆっくりと瞼を閉じた。
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はななん - 続編書いてほしいです！続きが気になります。みんなかっこよくて最高です。ほんとに好き、、、まじで好き。作品神すぎます (3月25日 15時) (
レス) id: be04720b69 (このIDを非表示/違反報告)
ひらみ - うわぁぁ最高です。ずっとドキドキしながら見てます、めっちゃ大好きです。無理せずに更新頑張ってください (3月19日 13時) (レス) id: be04720b69 (このIDを非表示/違反報告)
ホワホワ - やばいです。まじで。ほんまにドキドキしすぎてしにそう。更新頑張ってください！ほんまに応援してます！ (3月16日 17時) (レス) @page10 id: d16746353f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みらい@ﾏｻｲ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=mirai1212
作成日時：2024年3月11日 22時
