【名探偵コナン】執事が同期で‪‪✕‬‪✕‬‪✕‬らしい

執事　6 ページ6

『よし……家の中探索しよう…！』





朝食もとり、今日の予定も特になかったので、とりあえず思いついたこの家の中を探索することにした。
と言っても、この家の中を普通に歩くのにも執事が必要なので、呼び出し専用のベルで零か景を呼ぶ為に鳴らした。
まぁ、もしかするともう2人の誰かが来るかもしれないけど
景の言うとおりなら担当がいるっぽいからどうなるのかわからないけど。

こんなベルで聞こえんのかよ。なんてぼんやりソファーの上で座っていると、扉の向こうからノックが聞こえ『どうぞー』と招き入れた。





「お前、本気でだらしねぇな…」


『幻かな。よく見知った顔があるんだけど見たくねぇー』


「殴んぞ」


『あ、やっぱり本物だ……。なんでいるのさ陣平。』


松「なんでって………景の旦那から聞いてねぇのかよ。」


「聞いてないよ。零から皆が揃った方がいいんじゃないかって言われて」


松「あぁ…確かにそれもそうか………。」


『で。敷地内の移動は陣平が付き添ってくれるの？』


松「んあ？あぁ、今日は俺が案内役だからな。」


『は〜い』


松「ん。」


『…………………ん？え？なに？？』


松「これからはA様が俺のご主人様になりますので、お連れさせていただきますよ。A様？」




私の前に手を差し出し片膝をつきながら意地悪そうな表情を向ける陣平に一瞬、心臓が高く跳ねた。
普段しない格好に、いつもとは全く違った口調…
これがギャップ萌えだというのだろうか……

私は少しの戸惑いもありながらも、陣平の手に自分の手を合わせた。

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