【名探偵コナン】執事が同期で‪‪✕‬‪✕‬‪✕‬らしい

執事　1 ページ1

「ですので、決して何事も手を出してはいけません。よろしいですね」


『なっ、なるほどです……』


「食事、御湯、下の世話全てですよ。分かりましたか？」


『は、はい………ん？待って下の世話？？？え？？』


「勿論で御座いましょう。貴方様は奥様の第一子……この家で過ごされる時は "全て" 執事にして頂きます。」


『い、いや！でも私！下の世話なんてそんなｯ//』


「………何か勘違いなさってる様なのでお伝えしますが、厠の事ですよ？」


『一緒だわ！！//』


「何がご不満で？」


『逆に不満以外のものがあったら教えて欲しいんですけど？』


「…………ん？あぁ、安心なさってください。執事候補は4人いらっしゃいますので」


『安心要素がねぇんだよ。』


「旦那様も奥様も納得の元です。」


『私が納得していないんですけど？』


「ともかく。貴方様に拒否権は御座いません。この家で限定ですので、外出の際は問題ありません。」


『問題しかないです』


「それでは、明日の朝執事が起床の挨拶をされますので悪しからず。」


『え、ちょ…！』





バタンと大きな扉が閉まり、部屋には私一人だけ取り残される。
無駄にだだっ広い自分だけの個室に頭が痛くなる…

父さんよ。
再婚するのは構わないけどね。
どうしてこんな金持ちの母親と結婚したんだ………

執事　2→

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す