初恋の絵本 season２ (ページ42)

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第２２話 ② ページ42

悠太「なんで俺なんだよ！！」

「あの２人が暴走するのは目に見えているからな。止めれるのはお前しかいないだろ。」

『ぶふっ！悠太…やるしかないんじゃない？』

悠太「笑ってんじゃねー！A！」

そう言って悠太にデコピンされる。
なんか、最近悠太にデコピンされること多くなったんだけど…。
痛いしっ！！
おでこをさすりながら悠太とプリンスを見る。
プリンスが「やってくれるよな？」とキラキラスマイルを見せていて
輝も「悠太！やってくれるよな！？」と悠太にしがみつく。
忍はその近くで悠太を見ていた。
悠太は観念したようで「…しょーがねぇ。やってやるよ！くっそ！！」と言って妹役が決まった。
あー、劇楽しみだなー。
なんて思っていると

「あ、７人の小人だが、Aと伊藤は決定済みだ。他５人やってくれる女子いるかー？」

『「はいっ！？」』

『なんであたしとちひろは決定済みなのプリンス！！』

ちひろ「そーよ！まぁ、Aはわからなくもないけど！何であたしも！？」

ん？ちひろさん？なんであたしはわからなくもないんですか！？
あれか！？身長小さいからですか！？

「Aは小柄だからピッタリだし、伊藤はAとセットだからな。」

『くっそー！身長デカければー！』

なんて頭を抱えていると肩をポンッと叩かれる。
誰だよー！と思い振り向くと笑っている悠太だった。

悠太「ぶはっ！どんまい…！！」

『うるせー、コノヤロー。』

あたしはそう言って悠太の腕を叩く。
なんだよー！仕返しか！さっき笑った仕返しか！！

そんなこんなで仲良し６人組はみんな劇に出ることになりました。