初恋の絵本 season２ (ページ15)

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第１６話 ① ページ15

男達に殴られそうになっていると
飛び蹴りをしながら登場してきた忍、輝、悠太。
え、最高すぎですよ。
なんてカッコイイんだ君たちっ！！
そう思いながら３人の名前を呼ぶと
３人はこっちを振り向いた。

輝「大丈夫か？星野！A！ちひろ！」

ちひろ「アンタ達なんでここが？」

悠太「Aのケータイずっと通話中になってた。話は聞こえてたんだけど場所探すのに時間かかっちまったんだ。ごめんな。」

あ、ケータイ通話中のままだったから大変な状況なのはバレてたのね。
てか、安心、した…。
そう思った途端足に力が入らなくなり座り込む。

忍「お、おい！大丈夫か？」

『ご、ごめん…。安心して…。』

そう言いながら肩を抱いて俯くと忍は近づいてきて頭をポンポンしてくれた。

忍「…もう、大丈夫だ。」

そう言ってくれる忍にもっと安心した。

輝「A…ごめんな。コイツが道間違えなければ…」

忍「あぁ！？オマエも間違ってただろ！」

悠太「どっちもどっちだろ！！」

そう言いながら３人は喧嘩をし始める。
ちょ、ちょっと！！

『ちょ、こんな所で…！』

ちひろ「仲間割れしてる場合！？」

そう言うと３人は顔を見合わせて
輝は爽歌ちゃん、悠太はちひろ、忍はあたしに学ランを貸してくれた。

「「「あとはオレ達に任せろ。」」」

そう言って男達を見ていた。
３人ともかっこよくてあたし、ちひろ、爽歌ちゃんは顔を赤くしていた。