絶対可憐チルドレン＆兵部京介―未来の2人の女王～幻の刀編～― (ページ22)

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第19話/7連サイコキノ、私の法廷(マイ・ジャッジメント) ページ22

J「…ここでおあそびは終わり。…Aちゃぁんバイバァイ！」

ジョーカーの口調が元に戻る

…ジョーカーはまだ知らない
Aが全力で図書室で覚えた技を…

薫「ねぇあんたなにしたのさ！？A姉ちゃんになにしたの！？」
J「だからさっき言ったでしょぉ？…消された記憶を戻したって」
紫穂「消された記憶って…」
葵「一体なんやのん！？」
歩夢「瑠華さん！」

薫がジョーカーに聞き、ジョーカーの言葉から『消された記憶』というのが飛び出した

ヒュパッ…

そこへ兵部が現れた

…その顔は怒りで歪んでいる
兵部「…ッ！…テレポーターに告ぐ。今すぐ船の外の右の海にテレポートしろっ！サイコキノはそのまま浮上させとけッ！」
叫ぶ兵部に「了解」の声が飛ぶ

その間にも瑠華は顔を背け、Aは呻き、ジョーカー達は笑っている

ヒュパッ！！
その刹那部屋に居た大勢の人は海の上に居た

兵部「…A…。これでできるな？…しっかりやれ」
兵部はAにあの技を使わせる為に移動したのであろう

A「…ぅっ！はぁ…はぁ…。大丈夫…で…す。やれ…ます」

途切れ途切れでも最後まで言う

A「…7連サイコキノ。私の法廷(マイ・ジャッジメント)発動」
仕掛けてあった魔法陣的な奴を発動させる

九字を切りながらちょっとした呪文を唱える

J「一体なんだというの…！？」
ジョーカーの声からは焦りしか感じられない

兵部「彼女が一生懸命、覚えた応用技なんだ。…敵を完全に潰すためのな！」

A「…汝、発動させた者なり。我に力を与え、目の前の敵を倒せ」
その刹那、辺り一面、真っ白く光った後
うっすらとしか聞こえなかったが
『ゴメン』
という声とともに光がかき消された

光が消えた後には目をつむっているバベルとパンドラの者が居た

…ジョーカー達、幻の影の者はサイコキノによってただ浮いているだけの気を失った人間になっていた

A「…これで…残りは朱坂のみ」
瑠華「…大丈夫？昔の記憶」

Aのことを心配した瑠華がAのもとに駆け寄る

A「平気よ。心配かけたわね。…皆にも」

もとに戻ったAをよそに、朱坂は1人、呑気に伊號が置いてある部屋の中に居たのであった

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更新遅くなってすみませんでした！
ちょっとしたスランプですので気にせずにお願いします！
またいつ更新するかはわかりませんが亀更新でも頑張るので宜しく！！