絶対可憐チルドレン＆兵部京介―未来の2人の女王～幻の刀編～― (ページ11)

今日:11 hit、昨日:0 hit、合計:14,859 hit

第8話/バベルside　予知課が予知した事件ページ11

ビーッ！ビーッ！！
『本部より連絡！！特務エスパーは会議室へ！！』

急にうるさい音が大音量で鳴り、特務エスパーを呼び出す放送が

チルドレン待機室…

薫「何！？」
紫穂「とにかく行ってみましょう！葵ちゃん！」
葵「了解や！！」
ヒュ

待機室で勉強をしていたチルドレン達は今の放送を聞き、瞬間移動で会議室へ向かった

会議室…

パッ！

薫「一体なんなわけ？まさかまた京介関係だったりする？？」

着いたとたんに薫が喋る

不二子「それがそうなのよ…。あいつは次から次へと仕事を増やしてくれる悪病神よ…」
ため息交じりに言う

局長「それと君達は幻の影という暗殺犯罪組織は知っているかね？」
皆本「はい。もちろん知ってますけど…それが何か局長？」

局長「それがだね…。関係しているのだよ…。管理官」
桐壷は不二子を呼ぶ

不二子「それがね、今回はパンドラが仕掛けたっていうよりは幻の影が仕掛けたって感じよ。とにかく私達バベルが予知した以上は行って止める。そしてパンドラと幻の影を捕まえるのよ」

葵「わかったけど、それほど楽に捕まりへんやろ？兵部少佐達と暗殺組織だったら…」
不二子「大丈夫…フフフフ♪無理矢理捕まえるわ、全員。Aや瑠華も・・・ネ☆」

不二子は紫穂に憑りつかれたかのように黒くなっていた

皆本「とりあえず当日にカタストロフィ号に行けばいいんですよね？」
不二子「えぇ。全特務エスパーと私が出向きます。これでなんとかなるとは思ってんませんけどね…。どうせあいつのことよ。私達が予知することも計算済みなんでしょう」
局長「うム。とにかく全力を尽くしたまえ」

ガチャッ

スタスタ…
コツコツ…

薫「また何をする気なのかなぁ？京介達…」
皆本「さぁな…。でも、こういうことはなくちゃつまらないからな」
廊下で薫や皆本達が話す

葵「…こういうところが兵部少佐達…パンドラらしい気もしてくるけん」
紫穂「そうかもね。パンドラってなにもかもはちゃめちゃだもん」
歩夢「ははは…。確かに私も今までに感じたのははちゃめちゃとかそういう感じでした(笑)」
皆本「…とにかく捕まえるぞ。兵部達パンドラと幻の影を」
「「「「了解」」」」

そしてチルドレン達と歩夢は次の任務へ消えて行った