brave11 ページ42
腕を十字にし勢いよく攻撃を放つが、
脳無に防がれてしまい死柄木には届かない。
脳無には攻撃が効いていない、それどころかオールマイトの体をつかもうと腕を伸ばしてきている。
「ムッ！！」
ブン、と脳無の攻撃を間一髪で避けたオールマイト。まだ、疲労の色は見えない。
(……あの攻撃を受けた後で…)
漫画では、オールマイトすごいなぁといった程度にしか見ていなかったため、
現場で実際に見ると改めてそのすごさを実感する。
あの規模の攻撃を受けてふらつかずに立っていられる時点ですごいだろう。
ごちゃごちゃと考えながら突っ立って戦闘を眺めていたが、梅雨ちゃんに声をかけられたのでしぶしぶ歩き出した。
「マジで全っ然………」
大きく振りかぶった腕を、
「効いてないな！！！」
思いっきり腹に叩き込む。
その攻撃を受けても、脳無はふらりともしない。
「効かないのは�爛轡腑奪�吸収�瓩世�らさ…
脳無にダメージを与えたいなら、
ゆうっくりと肉をえぐりとるとかが効果的だね…
それをさせてくれるかは別として」
「わざわざサンキュー、そういうことなら！！
やりやすい！！！」
オールマイトが脳無の腹をつかんでバックドロップをかました。
脳無はコンクリートの地面に突き刺さり、地鳴りのような音をあげる。
「何でバックドロップが爆発みてーになるんだろうな…！！やっぱダンチだぜオールマイト！！」
(私がしってる、
「すげえ！！奴らオールマイトをナメすぎだぜ！！」
(
「私たちの考えすぎだったのかしら…すごいわ…」
(…だめだよ)
足でまといにはなりたくない。
…役に、立ちたいのに。
どうしたらいいんだ。
何も出来ない腕が、体が、心が悲痛な叫びをあげる。
「…っ〜！！！そういう感じか…！！」
オールマイトの脇腹に深く突き刺さった脳無の爪、傷口には血が滲み、シャツの色を変えていく。
「コンクリに深く突き立てて動きを封じる気だったか？
それじゃ封じられないぜ？脳無はおまえ並みのパワーになってるんだから！
いいね黒霧、期せずしてチャンス到来だ」
とんでもないパワーで、脳無の爪はオールマイトの腹を抉っていく。
「君ら初犯でコレは…
…っ覚悟しろよっ！！」
「…私の中に血や臓物が溢れるので嫌なのですが…あなたほどの者ならば喜んで受け入れる」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 85人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「ヒロアカ」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しゅーくりーむ(プロフ) - 化け猫さん» 化け猫さんありがとうございます！嬉しすぎるお言葉…私にはもったいないです(；＿；)これからもどうぞこの小説を見守ってやってください…笑頑張ります！！ありがとうございます！！ (2017年12月23日 15時) (
レス) id: 947c5a0014 (このIDを非表示/違反報告)
化け猫(プロフ) - おもしろいです。切実に面白いです。これからもがんばってください！！ (2017年12月23日 14時) (レス) id: 8b31c3a625 (このIDを非表示/違反報告)
しゅーくりーむ(プロフ) - maya*さん» ほんとですか、ありがとうございます(；＿；)嬉しいです…！！頑張ります！！ (2017年12月8日 6時) (レス) id: 947c5a0014 (このIDを非表示/違反報告)
maya*(プロフ) - わぁ！いい話じゃないですか！これから見ていきます！更新頑張ってくださいね！ (2017年12月8日 1時) (レス) id: 6f9da94116 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しゅーくりーむ | 作成日時：2017年12月7日 18時
