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『っ…あ、あれ…なんで、涙…』
次々と零れ落ちる涙を掬いながら言った。
「あ、あれ！？白引少女、どうしたの！？ごめんね！！」
『…っい、いえオールマイトは…うぁああ…』
涙が溢れて止まらなかった。
泣いたことなんて、無かったのに。
誰かに認められることなんて、生きてきたなかで初めてだったから。
�犒�は、ヒーローになれる��
(デクくんも、こんな気持ちだったのかな)
オールマイトの言葉は、まるで魔法のようだと思った。
私が泣き止むまで、オールマイトはずっとそばにいてくれた。
彼は私の背中をさすって、辛いことがあったんだね、と言ってくれた。
「でもね、もう大丈夫。なぜって？
私が来た！！！」
私は、No.1ヒーローが不器用に慰めてくれるのを、泣き笑いで見ていた。
私、ヒーローになりたい。
泣いている人を笑顔にできるような。
誰かに、夢を与えられるような。
そして、みんなを救けられるような。
強い、ヒーローに。
『…私、ヒーローになりたいです』
あなたみたいな、と続けると、
オールマイトは少し照れたような表情になった。
そして、いつもの笑顔でこういった。
「なれるさ、君なら。
かっこいい、強いヒーローに」
歯を見せて笑うオールマイトは、私の憧れ。
もっと話したい、けれど、オールマイトの携帯が着信を告げる。
PLLLL、PLLLL…
「おっと、いけない。緊急要請だ」
『…あ！引き止めてしまってごめんなさい！』
「大丈夫！君と話せて楽しかったよ！
存分に努力しなさい、有精卵よ！」
そういうと、オールマイトは窓から降りて現場に向かってしまった。
『…っはいっ！！！』
私の声は、届いただろうか。
ここからだ。
ここが、私の
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しゅーくりーむ(プロフ) - 化け猫さん» 化け猫さんありがとうございます！嬉しすぎるお言葉…私にはもったいないです(；＿；)これからもどうぞこの小説を見守ってやってください…笑頑張ります！！ありがとうございます！！ (2017年12月23日 15時) (
レス) id: 947c5a0014 (このIDを非表示/違反報告)
化け猫(プロフ) - おもしろいです。切実に面白いです。これからもがんばってください！！ (2017年12月23日 14時) (レス) id: 8b31c3a625 (このIDを非表示/違反報告)
しゅーくりーむ(プロフ) - maya*さん» ほんとですか、ありがとうございます(；＿；)嬉しいです…！！頑張ります！！ (2017年12月8日 6時) (レス) id: 947c5a0014 (このIDを非表示/違反報告)
maya*(プロフ) - わぁ！いい話じゃないですか！これから見ていきます！更新頑張ってくださいね！ (2017年12月8日 1時) (レス) id: 6f9da94116 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゅーくりーむ | 作成日時：2017年12月7日 18時
