私、あの名探偵達に目を掛けられてるみたいです。【名探偵コナン】×【鬼滅の刃】

memories42 ページ11

束の間の日常が戻ってきた。

普通に学校に行かなければならないと言うね、うん。

辛いっ！！


「でなー、ここがこうなるだろ？」

数学の授業は寝ちゃだめでしょ？でもね、眠すぎて寝る。
訳にはいかない！！！放課後の雑用とか絞められるとか。後は窓から、…言わないでおこう。

恐ろしい噂ばかり聞いてるし。いくらね？私が鬼殺を頑張ったからって言っても多分無理。
お腹すいた……、

青い空を見上げながら、『終ノ型 宙の輝き』について考えていた。夜月家は代々続く鬼殺の家系で、ご存知の通り『宙の呼吸』を使っている。

そら、と言えば普通だったら空と書く気がするのだが、それを気にしていると終わらなくなるので禁止。
というか痣は大正時代……、まぁ前世でも経験はした事はある。

だけど、終ノ型なんていうのは初耳だ。前世では書類の類はあんまり片付けてなかったし……。

今気づいたというか？

『宙の呼吸』は始まりの呼吸と同時期に伝わった呼吸法であり、初代宙柱は前代未聞の圧倒的な強さを放ってたとか。
極めし状態である事を証明するのが、終ノ型。宙の呼吸は長々と続いているが、終ノ型を出したのは、初代宙柱と……、私。

何か方法とか有るはずだと思うんだけど……。


と言うところでチャイムが鳴った。


………ん？という事は数学は終わった。でも私ぼーっとしてるように見えたかもしれない…。

「あの、炭治郎、私何かしでかしたかな…？？」
「いや、そんな事は無いと思うんだが。明日ノート提出だそうだぞ！」
「え、」

途中から私はほぼほぼノートを取っていなかった。さあ待っているのは……、放課後の……、強制労働……。
いやいやいや、回避するしかないでしょう。

「炭治郎！！！ノート見せて！！！！」

「ああ、良いぞ！」

ありがとうございます炭治郎………。
そして何とか私は放課後の強制労働から逃れたのであった。

memories43→←作者のtea time (隊士達の情報)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す