今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:14,747 hit
小|中|大
episode1_____回想 ページ4
.
.
.
『きょうは、おとうさんとおかあさんといっしょにりょこうにいきました。
車にのっていたらね、すごいひかりとバーンってゆうおっきな音がしました。
気がついたらびょういんのベットでねていました。おきたときはひとりぼっちでした。』
角がすり減り茶色く日焼けをしているこのノートは、19年前の日記。
6歳だった頃の私はリハビリの為、毎日日記をつけることを先生から言われていた。
書道の先生をしていた母から教えられ、拙いながら毎日練習していた文字。6歳にしては上出来だろう。
あの事故から3日後から付けていた日記。
そしてこの文章は1ページ目。
幸か不幸か私は軽傷で済んだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
72人がお気に入り
72人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:さえ | 作成日時:2019年5月26日 10時