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episode16 ページ19

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私の帰路はいつも静寂を保ち、凛とした独特な空気を放っている。
そんな閑静な住宅街を抜けた先に自宅は待っている。



その途中、ひっそりと顔を出して佇むCafeBar。



地元住民でないと見落としてしまうほど地味な外見で、木で造られたドアが何とも言えない貫録を放っている。

ドアを引くと迎えるのは、ブラウン調の少し大人な雰囲気の店内。
さらに足を進めると、主張はしすぎないが存在感のある花瓶と丁寧に手を掛けられたであろう花たちが待っている。

店主と奥さんが2人で切り盛りしているココ。落ち着いてはいるがアットホームな一面もあるBarであるせいか、居心地はすこぶるいい。

日頃の疲れを癒す、私にとっては最高の隠れ家だ。



今日は休日だが、会社に忘れ物をしていると気づいたのが14時。
昼まで死んだように眠っていたので、忘れ物に気が付くのが遅れてしまったという次第だ。






______________今更言うまでもないが、
私の1番の趣味は睡眠である。

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作者名:さえ | 作成日時:2019年5月26日 10時

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