私、あの名探偵に目を付けられてるらしいです。 【名探偵コナン】×【鬼滅の刃】

memories22 ページ27

「キッド！！キッド！！キッド！！キッド！！キッド！！」

キッドコールが止まない中、私、夜月Aは美術館のドアを押した。

どうやらこの美術館はお館様の表向きの会社に関する物らしくて。宝石、だっけ？？それをキッドが狙っているらしい。
で、柱である私が呼ばれたらしい。
キッドは良く人に変装するとか聞いたけど、柱の皆と宝石しかない中で何に化けるのかなぁ…？？

「後5分です！」

としのぶさんの声が聞こえる。

「了解です…。」

5分経ったかな？と体感で感じた頃、シューっとガスの音が聞こえた。
軽く息止めますか。

「A！！そっちに行ったかも！！」
「無一郎くん！了解です！」

モクモクと曇る視界。宝石に伸びる手。

「貴方！！キッドね！！」

と言ってみた先はなんとなんと煉獄さん。

「え？」

とそれ以外の声が重なる。

すると、ドムっと言う音が聞こえ、煉獄さんの足がニセ？？煉獄さんの足を蹴ったのがわかった。

「随分手荒な方法ですね。」

白いマントがはためく。怪盗キッド！！



「君は俺が眠り込んだと勘違いした様だが！！全く眠れなかったぞ！！目が覚めて仕方がなかった！！」
「それはそれは…。では、この宝石は頂いていきます。see you！」
「逃す物ですか！！お館様から頼まれたのなら、一度盗られても取り返す！！」

と若干催眠薬の残る身体に鞭を打ち、怪盗キッドを追いかけた。

memories23→←作者のtea time 05/28 追記あり　

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