私、あの名探偵に目を付けられてるらしいです。 【名探偵コナン】×【鬼滅の刃】

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言うしかない、言ってしまったんだもん。

「私達が追ってるのは、鬼よ。」
「鬼！？空想の生き物じゃないのか！？」
「それがね。その鬼はこの武器、もしくは特殊な武器でも使わないと倒せない。勿論、素質も試される。単に拳銃が打てるから倒せるわけじゃ無い。最も、拳銃で殺められる訳が無いんだけどね。」
「ふーん。それで使ってるの？」
「そういう事になるかもね。そうだ、あの子は特別鬼に狙われやすい体質なの。えーと、蘭さん？？だっけ。」
「そうだけど。それを防ぐ方法は？」
「藤の花。鬼が忌み嫌ってるの。ま、この辺にしときますか。」
「しょうがないけど、引き下がるよ。」
「お、偉い。てか貴方の方が先輩ですけどね、実際は。」
「まあな。」
「その組織の事、少し調べてあげようか？」

「え！？」

「私たちだから出来ることもあると思うしね。多分、避けても会うだろうし。」

「……。」

「あ、こんな風に言ってるけど、あの彼女を巻き込みたく無いのならば、私達に関わらない方が良い。さっきも言ったけど、あの子は危険。夜はあまり出歩かない。この事は他言無用。わかった？」
「わかった。」

多分、こう言ったけど、きっと関わってくると思う。分かってる。
この位なら知っててもらわないと逆に困る事もあるかも知れない。私がいつまでもこうやって面倒見れるか分からないもの。

「あんまり、探りすぎないのよ。後、あの女の子と君用に、御守りを渡しておくわね。」
「ああ。御守りって本当に守ってくれるの？？」
「本当だよ。御守りの効果は絶大だから！」
「(……、謎だな。でも、探偵としては、凄く気になってしまう。あの人には悪いが…、関わらせてもらう。)」


令和コソコソ噂話！
実は鬼殺隊という組織がある事は警察にも伝わっています。上層部の人間が主に、ですが。
政府から認められた組織ではないので、下手に動く事は勿論出来ません。

ですが、鬼を滅する為にはこうするしか無いんですよね。

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