第７８章 ページ29
「みんなに観てほしいの！アニメを！」
「悪いけど、もう僕らしか観てないから」
「私たちが目を閉じたらアニメの時間はおしまいよ！アニマエストロ！」
「いやぁぁあああっ！！！！」
「しっかり目を閉じててね」
「薄目もなしだよ」
「閉じてても君が目に浮かぶ」
私たちは同時に目をしっかり瞑った。
そしてカタクニズムでマスクを破壊する。
パタパタと羽ばたく音が聞こえたので目を開けるとちゃんとそこには黒い蝶が空へ飛び立っていこうとしていた。
「今元の姿にもどしてあげる」
いつも通り、蝶を捕獲して白い蝶に戻してあげた後、レディバグの能力でパリを元に戻す。
この時が一番最高だ。
やっぱりパリはこうでなくちゃ。
「なんでここにいるんだ…？レディバグ！？シャノワール！？」
「ホンモノよ。」
「ちょっと私のこと忘れないでよね」
「そうね」
レディバグがくすっと笑うとレディバグのミラキュラスは二度目のアラームを鳴らした。
今回は私の出番はなかった。
本当にモブだったなぁ、なんて思いながら解散する。
接客の最後の仕事をしていると、監督がやってきてマリネットと話をしていた
どうやら席を譲ってもらったようで、マリネットは口をぱくぱくさせている
「いいじゃん、マリネットよかったね。観ておいでよ」
「え、でもAは？」
「私はお手伝いが残ってるから大丈夫だよ。終わったら感想を聞かせて」
私がそう言って笑顔でマリネットを見送り、カウンターのほうへ戻ろうとした時だった
ふとルプの気配を感じた
私の耳元を通ったような気がしたのだ、それも一瞬だが。
振り返り誰もいない廊下を見渡す。
「ルプ…？そこにいるの…？」
返事はもちろんない。
幼い時にルプを呼ぶときはいつも手のひらを上に向けて、そこにルプがちょこんと来るのが当たり前だった。
今やっても無駄だとわかっているが、私はそれをしてみる。
手のひらを上に向けて、小さく言った
「ルプ、ここにおいで」
しばらく待ってみたが、姿が見えることはない。
やっぱりだめか…と思って手を戻そうとした時だった
気のせいかわからないけど、手のひらにぬくもりを感じる。
私の手のひらを触るような感覚がある。
(ルプがいる…)
「いる…んだよね？えっと…私には見えないけど、あなたはまだ存在しているの？そうだったら親指に触れて。」
まるでゴーストと話してるみたいだが、ルプらしきなにかは私の親指にやさしく触れた
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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シォ - ネタ提供東方とミラキュラス合体の話があったらなあり (8月23日 11時) (
レス) id: fbfc2fba6f (このIDを非表示/違反報告)
園児ちゃん - 早く4期放送されて欲しいですよね（ ; ; ）とっても面白いので続き書かれるの待っています！ (2022年10月2日 18時) (レス) id: 334c8a4f0e (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - これ面白いです！！ 続き待ってます (2022年4月14日 16時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
東雲ちゃん(プロフ) - めっちゃ楽しみです！続き待ってます！ (2022年4月4日 18時) (レス) id: b74976251e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サメ＠不定期マン | 作成日時：2022年1月3日 4時
