第６９章 ページ20
彼女の狙いがアドリアンだということは分かった。
そりゃマリネットもあの態度になる。
マリネットはほんとアドリアンが好きなんだなって私はなんだかほほえましくなった
今はそんなことを考えている場合じゃないだろうけど。
「もちろんいいよ」
「バスティエ先生！どうして私が一番後ろの席なの？！」
「マリネットも聞こえづらいとか見えづらいとかある？」
「あぁ…それはっ……」
「僕は目も耳もいいから後ろに行きます。で、二人がここに座れば解決です」
「「だめ！！」」
アドリアンがその場で立って言った直後、マリネットとリラが同じようなポーズでさらに同時に声をあげた。
彼女たちはお互いにお互いの事が嫌なのだろう。
私の考えすぎかもしれないけど、いやきっとそう。
「戻ってきたせいで迷惑をかけてる…私は地球の裏側にいるべきだったのかも…マリネットがどこか悪いんだったら私が一番後ろの席へ行きます。大丈夫……」
リラが悲しそうに席を立ち、鞄に手を触れた瞬間私以外のクラスメイトが全員マリネットを睨みつけた。
マリネットがただただ可哀想。
「あぁっ…私は目も悪くないし一番後ろでも聞こえます…」
「そう！じゃあ問題なしね！リラはここ、アドリアンもそのままでいいわ。マリネットは一番後ろね」
マリネットが後ろの席へ来て少し乱暴に鞄を置いた。
「マリネットが言いたいこともわかるよ。私あの子苦手かも。」
「そうやって言ってくれるのはAだけだよ。どうしてみんな私の事を信じてくれないのかな！？」
「あー…それは彼女が嘘をついてるってこと？」
「そう！Aもわかった！？だとしたら唯一の理解者だよ！」
そういいながらリラをみつめ怒りの気持ちをあらわにしている。
「ま、マリネット…怒りを抑えて。深呼吸。」
私がマリネットの肩に手を置くと頷きゆっくりと深呼吸し始めた。
そして授業が始まる。
タブレットを操作して先生に言われたページを開けた。
ー−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
リラってなんであんな嘘つきなんですかね…
見事に腹立つキャラで逆にすきになっちゃう(嘘)
クロエとリラ、どっちが人気な方なんでしょう。
小説の更新は学校とバイトで少し忙しくてできていません(´；ω；`)
アバターなども販売していたりするので…かなり忙しいかもですが気長にお待ちいただけると嬉しいです。
Twitter @Kei_sa20me03
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シォ - ネタ提供東方とミラキュラス合体の話があったらなあり (8月23日 11時) (
レス) id: fbfc2fba6f (このIDを非表示/違反報告)
園児ちゃん - 早く4期放送されて欲しいですよね（ ; ; ）とっても面白いので続き書かれるの待っています！ (2022年10月2日 18時) (レス) id: 334c8a4f0e (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - これ面白いです！！ 続き待ってます (2022年4月14日 16時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
東雲ちゃん(プロフ) - めっちゃ楽しみです！続き待ってます！ (2022年4月4日 18時) (レス) id: b74976251e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サメ＠不定期マン | 作成日時：2022年1月3日 4時
