第２０章 ページ21
約束の時間、私は言われたとおりに建物に入ってから変身をして、レディバグと合流した。
「シャノワールにはこの場所秘密にしてるから、あなたも秘密にしていてね」
「ええ、それはもちろん！あの猫は口が軽いからね…」
「あら、よくわかっているのね」
そんな会話をして、私とレディバグはマスターがいると言われている部屋に着いた。
「マスター、入ります。」
いよいよ対面。私は生唾を飲み込んで、何を言われても仕方ないという気持ちで、マスターのいる部屋に入った。
「おお、レディバグ…それと…」
「お久しぶりです。マスター。」
レディバグからは会いたい人がいる。と言われていただけのようで、私とは知らず、成長した私を見るなり、涙を流す。
「ま、マスター！？」
それをみたレディバグが、マスターを心配してかけよった。
「マスター…ミラキュラスを、盗んで、そしてそのまま行方をくらませてすみませんでした。」
「いいや、わしからしたらミラキュラスなんてどうでもよい。お前が生きて成長して今ここでまた会えたということだけで十分だ」
マスターは私を抱きしめた。
私は育ててくれた義理の親でもあるマスターを抱きしめ返した。
そして、今日の本題と言ってもいい、私は一番重要なことをマスターに伝えに来たのだ。
「マスター、私、後悔してます。盗んだこと。マスターが許してくれたとしても、私自身は許せない。だから、私、ミラキュラスを返しに来ました。だから会いたかった。」
そういって、私はカーテンを閉めて、レディバグがいるのもお構いなくで変身を解いた。
「えっ！？」
レディバグは変身を解いた私の姿を見て、とても驚いている。
「Aよ、レディバグがここにいるのだぞ、せめて姿だけは隠し通しなさい。」
「もう手遅れですよ。マスター、狼のミラキュラスをお返しします。」
私がヘアピンを外し、渡そうとすると、マスターは私の手を止めて、開いた手を閉じさせる
「それはお前のミラキュラスだ。返さなくてよい。初めての友達を手放させるなんてことわしはせん。」
そういって優しく笑うマスター。
私はうれしくて今度は私から抱きついた。
私の背中をやさしく二回撫でると、じゃが…と話の続きを語る。
「その狼のミラキュラスはミラキュラスの中でかなり強いもので、それはレディバグやシャノワールと並ぶほど。いや、もしかしたらそれより上かもしれん。」
私は自分のミラキュラスを見つめ、マスターの話を真剣にきく。
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ゆ - ミラキュラスいいよね〜 リラとクロエきらい あとは可愛いかっこいい優しい (7月4日 14時) (
レス) @page5 id: 2398092aad (このIDを非表示/違反報告)
サメ(プロフ) - __ne_mU_さん» コメントありがとうございます！続編にて、アドリアンとの絡みなど増やしていこうと思いますので！気長にお待ちください(*'ω'*) (2022年1月3日 14時) (レス) id: 1b37be50b1 (このIDを非表示/違反報告)
__ne_mU_(プロフ) - 読ませていただきました！ぜりアドリアンとの甘々もかいてほしいです！大変かと思いますが頑張ってくださいね (2022年1月2日 11時) (レス) id: cf7d475e3b (このIDを非表示/違反報告)
ヨル＠LGBTQ(プロフ) - 花音さん» コメントありがとうございます！少しずつ更新していきますので、気長にお待ちください！ (2021年4月21日 22時) (レス) id: 1b37be50b1 (このIDを非表示/違反報告)
花音 - 初めまして続きがとても気になります( ;｀Д´)これからも応援してます(* ´ ▽ ` *)ﾉ (2021年4月21日 7時) (レス) id: b90b10892b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サメ＠不定期マン | 作成日時：2021年4月12日 13時
