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飛貴と並んで教室向かう。
いつもより、早い登校時間。
教室はまだ空っぽだ。
『あれ、誰もいないね』
「ほんとだ、」
『……じゃ、勉強するから』
まだ数ページ残った課題を片付けねば。
終わんなかったなんて言ったら、瑞稀くんになんて言われるかわかんない。
間違ったら、また、……、
いやいや、あれはきっと気の迷い。
「何百面相してんの、」
『へ、いや、なんでも』
瑞稀くんのことを考えるのは一旦止めよう。
集まってきそうになった熱を、首を振って分散させて、問題集に取り掛かる。
『……ぜんっぜんわからん、』
「ん？ちょっと貸してみて、」
ここ昨日やったばっかでしょ、とくすりと笑って公式を書く。
見覚えのない公式、あれ、おかしいな？
「昨日盛大に寝てたもんね、」
『起こしてよ！』
「えー？」
どうしよっかな〜、なんて楽しそうにニコニコして頬杖を付く。
『ひどい！』
「だってさー、」
俺、Aの寝顔好きなんだよねー、とキャラメルみたいな甘ったるい声で呟いた。
『っ、』
「ねえ、言ってもいい？」
『何を？』
「俺、Aのこと、」
___「はよー」
「っ、あ、那須おはよ、朝練終わったの？」
「あー、うん、」
危なかった、飛貴の言わんとしてたことはわからなくない。
もし、その先を言われていたら。
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kiyoko__KING(プロフ) - 瑞稀くんの俺様帝王感ツボです。いつも癒しありがとうございます。 (2019年4月21日 0時) (
レス) id: e9d1effcf1 (このIDを非表示/違反報告)
ろんさん - 井上瑞稀くんが好きで読んでみました。同級生とかの話もすごく好きなんですが、瑞稀先生...（言ってみたかった）..めっちゃアリだぁー と楽しみながら読んでました！アオさんのＤｉｓｔｉｎｙも読みました！とても感動しました！次の投稿楽しみにしてます！ (2019年4月15日 18時) (レス) id: e75be039f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5&scr=novel/jeyuto01...
作成日時：2019年4月14日 16時
