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重い足取りで、自宅に向かう。
いつもなら学校が終わった開放感で、スキップしたくなるけど、
今日は爆弾を抱えているからね。
はぁ、と大袈裟なくらい大きなため息を吐くと、
どうしたの？なんて後ろから肩を叩かれる。
『瑞稀くん！』
「珍しいね、Aが元気ないの」
『あー、うん、ちょっとね』
瑞稀くん、___学年が二つ上で、お兄ちゃんみたいな存在。
実は私の初恋の相手だったりする。
今も好き！とかではないんだけどね。
「テスト、悪かったとか？」
『……』
瑞稀くん、大正解です。
「当たっちゃった？」
『……うん、それでお母さんが家庭教師付けるって、』
あぁ、また思い出しちゃった、
家庭教師って何？せめて塾にしてよ！
部屋に知らない人を上げるとか嫌に決まってるじゃん！
……それに、サボれないし。
「じゃ、俺が教えてあげよっか？」
『へ、』
「この間受験終わったばっかだから、高校の内容は頭に残ってるし、はしもっちゃんにずっと教えてたし」
橋本先輩に教えてた、……なんか、察した。
多分私、橋本先輩ほどヤバくないよ？
『瑞稀くん、お願いしてもいいですか？』
「うん、じゃあAのお母さんに言っとくね」
憂鬱の原因が一つ解消された、
でも、この答案を見てお母さんも瑞稀くんもどう思うかな……。
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kiyoko__KING(プロフ) - 瑞稀くんの俺様帝王感ツボです。いつも癒しありがとうございます。 (2019年4月21日 0時) (
レス) id: e9d1effcf1 (このIDを非表示/違反報告)
ろんさん - 井上瑞稀くんが好きで読んでみました。同級生とかの話もすごく好きなんですが、瑞稀先生...（言ってみたかった）..めっちゃアリだぁー と楽しみながら読んでました！アオさんのＤｉｓｔｉｎｙも読みました！とても感動しました！次の投稿楽しみにしてます！ (2019年4月15日 18時) (レス) id: e75be039f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5&scr=novel/jeyuto01...
作成日時：2019年4月14日 16時
