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※()は手紙の内容です

16歳の春

通学路の桜見とれていた

急に桜が待ったと思ったら

スクールバッグの外ポケットに

私宛の一通の手紙が入っていた

差出人は、、、、私？

ふと目にうつった腕時計をみたら遅刻ギリギリで急いで学校に向かった

教室に入ると新しい先生が出席の確認をとる

その間に私はさっきの手紙をあけた

(高校二年生の私、元気ですか？
私は10年後の未来から手紙を書いています。)

10年後の未来、、、？

先生｢新学期、進級おめでとう！1年間2年6組の担任をうけもつことになりました中野です。よろしく｣

ｸﾗｽ｢よろしくお願いします｣

先生｢この後は体育館で始業式があります｣

(なぜ高校二年生のあなたにこの手紙を書いたのかというと、あなたにどうしても叶えてほしいお願いがあるからです)

って何これ、誰かのいたずら？

先生｢その前に皆に紹介したい人がいます。ちょっと呼んでくるからまってて｣

(私と同じ間違いを繰り返さないように
この手紙にこれから起こる出来事と
その時に選んでほしい道を書いておきます。)

(｢4月6日｣

・朝、桜に見とれていて人生で初めて遅刻しそうになる。)

｢え、、、なんで知ってるの｣

(・6組に大阪から転校生がやってくる)

ガラガラっ

先生｢大阪からの転入生！｣

(・名前は｢松尾太陽｣)

｢まつお、、、たいよう、、？｣

先生は黒板に名前を書きながら

先生｢松尾太陽くんだ｣

｢たかし、、。｣

先生｢先月から大阪を出てこっちに住むのは初めてらしい、じゃあひとこと。｣

太｢松尾太陽です。太陽って書いてたかしってよみます。よろしくお願いします｣

関西人らしく少しなまっていた

ｸﾗｽ｢よろしく！｣

皆は拍手をして太陽を歓迎した

先生｢席はあそこ、たべたいの隣｣

みんなが後ろを見て太陽もそのまま自分の席まで歩きはじめる

私は手紙を見た

(・席は私の隣になる。)

きっと偶然、、、

隣に座った太陽の方をチラッとみると

太陽も私の方を見てきた

私はすぐに目をそらした

偶然だよ、、、、ね？