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Aside
一「わかった。ほんなら、今日はJr.としてでもえぇから精一杯アピールするんやで?
人数とか名前なんて、後からどうにでもできる!
せやけど、デビューしますって言ってしまった事はなかなか取り消せへんから、デビューするって事は確実なものにしてしまうんや!
それと、のんちゃん?」
望「はいっ…」
一「のんちゃんは、年齢的にまだ出られへんから、大きい紙にグループ名とデビュー決定の内容を書いて、客席に立ち!
ほんでジャニーさんに許可取って、3人は歌の途中でのんちゃんとこまで走って4人ですってこと精一杯アピールしぃや!
今日できる事は精一杯やるんやで?えぇか?」
桐「せやけど、あとの3人は?」
一「諦めてないんやろ?
7人でデビューする事を諦めてないんやったら、デビューするって決まった道を途絶えさせない事が、今日のカウントダウンでやるべき事やで?
あとは、みんな次第や…ホンマに7人がえぇなら、全力でジャニーさんに訴えるんやで?
7人でデビューしたいって、何があっても言い続けること。3人に対する気持ちを、全てぶつけるんや!」
こうして、4人は決して笑顔でいれる状況ではない中、無事に出番を終えた。
本来なら『デビュー決まりました!』って喜んで立つはずやったドームの大舞台。
それなのに、こんな状況で…心から喜ばれへん状況で歌ったジャニーズが未だかつておったやろうか?
この日、彼らの歌う姿を見ながら、きっとテレビでこのカウントダウンを見てるであろう3人を考えると胸が痛くて苦しくなって…
そして年明けから始まるJr.のコンサートで7人が顔を合わせることを考えると、涙が止まらんかった。
生放送が終わり、舞台裏に挨拶に来た4人はやっぱり浮かない表情やった。
中「いろいろとありがとうごさいました…。
とりあえず、年明けのコンサートが控えてるから、まずはそれを精一杯頑張る…」
一「うん…」
中「それが終わったら、できる限りの事はやるつもりやから…」
一「わかった…諦めたらアカンで?絶対やで?」
重「諦めへんよ、Aちゃん!今日でデビューします宣言はしたんやからっ!あとは、7人でって事だけやから!」
桐「見といてな?次のカウントダウンは、絶対に7人で出たるからっ!7人揃って先輩孝行するからっ!」
望「約束するっ!」
そう言って彼らは帰って行った。
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SEIA(プロフ) - 申し訳ありません…内くんは出てきません…ごめんなさい… (2018年8月9日 8時) (レス) id: 8c23c6891c (このIDを非表示/違反報告)
こと恋 - 8人デビューで進めていくんですか?内君は? (2018年8月9日 8時) (レス) id: 19da99a9a2 (このIDを非表示/違反報告)
SEIA(プロフ) - 美紀さん» もったいないぐらいのコメントありがとうございます。最高だなんて、涙が出そうです。続けようか迷ってましたが頑張ってみたいと思います。これからもよろしくお願いします! (2018年5月16日 11時) (レス) id: 8c23c6891c (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 関ジャニ∞は錦戸君と大倉君と安田君が大好きですWESTはピンクと青と緑色ジャス民ですこの小説最高です (2018年5月16日 11時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
SEIA(プロフ) - 美帆さん» ありがとうございます!よろしくお願いします! (2018年5月9日 12時) (レス) id: 8c23c6891c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:SEIA | 作成日時:2018年4月6日 23時