♪∞の女の子×WESTの末っ子♪

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Aside




デビューが決まって、さぞかし嬉しそうな顔してるんやろうなぁって思いながら、７人を待った。

せやけど…

中「失礼します…おはようございます…」

桐「おはようございます…」

重「失礼します…」

望「おはようございます…」

入ってきたのは、暗い顔で俯きながら、声に張りのない４人やった。

一「おはよう！どないしてん？元気ないやんっ!」

村「何や、緊張しとるんか？」

中「いや、まぁ…それもあるんですけど…」

一「なぁ、あとの３人はどしたん？濱ちゃんと神ちゃんと流星は？」

そう言った瞬間やった…

桐「A…ちゃん…俺ら…４人でデビューって言われ…てん…」

照史が急に大粒の涙を流しながら、そう言った。

照史が急に泣き出した事と、照史が言った言葉が理解できんくて頭が真っ白になって何の言葉も出んかった。

４人？何でなん？７人でデビューって言うたやん！何で、BADと濱ちゃんを…７WESTの４人を切り離すん？何年も一緒に頑張って来た子達やんっ!

そんな事を頭の中で考えて一人でパニクってたら、見かねたんか横ちょが口を開いた。

横「何で７人やないん？」

中「最初は、お披露目やなくてJr.として出るって言われて、でもやっぱりこの出演自体が無くなったって急に言われたんです…せやけど、話が二転三転して、ついさっきやっぱり東京に来てくれって言われて、７人でカウントダウン出れるんやって、急いで新幹線に乗ったんですけど俺らしかおらんくて…事務所の人に聞いても答えてくれんくて、東京着いてからもずっと問い詰めてたら『４人でデビューが決まった』って言われたんです…」

桐「しかも、グループ名が"ジャニーズWEST４"やって…もう、４人なん決定やんこんなん…」

一「諦めてないんやろ？７人でデビューする事、諦めてないんやろ？」

重「諦めるわけないやん…７人やなかったら、売れる気ぃせぇへん…」

望「俺、７WESTがバラバラになるんも、ＢＡＤと濱ちゃんがバラバラになるんも絶対イヤやっ！」

桐「もう、俺達７人やないとアカンねん…」

中「諦めたら、一生後悔すると思う…」

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