【CS】devote to you (ページ6)

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【備考】

✡特殊枠について

聖哉の父親は大手サッカー会社の社員。
そのためかよく遠征で家を離れることが多かった。東京や大阪、大会が海外で開催されるならば海外。などと様々な場所へ行っていた。
聖哉のサッカー好きも、父親の仕事の影響だろう。
中学二年生になる頃、父が「ドイツへ1年間暮らすことになったが、家族で行かないか。」という提案を持ちかけられた。しかも、お世話になる場所はあの“世界一のストライカー”と言われているノエル・ノアがいるバスタード・ミュンヘン。聖哉は迷わず行くことを決めた。そのためにはドイツのナショナルスクールに行かなければならないのだが、最低限ドイツ語と英語話せた方がいい、とのことだったので行くまでの数週間、ずっとドイツ語の勉強をしていた。英語は中一時点で英語検定2級に合格していたので余裕があった。
そして、中学二年から中学三年までドイツで生活した。
学校から帰ればすぐ父の仕事の手伝い、暇があれば選手の練習風景を観察してレポートにまとめる。そして選手のサポートに回った。
日本サッカーとは違った戦術なのでとても興味がそそられたのだろう。それほど積極的だったのだ。
サポート以外にもドイツでちょうど行われていた試合を間近で見ることもできて、彼にとって一生の思い出だろう。

✡運動神経

運動神経はいい方。先程述べたように喧嘩が強いため握力やキック力が強い。特に足の速さに優れており、50m走を6.4秒で走れる脚力を持つ。
サッカー技術はそこまで持ち合わせていなかったが足の速さだけでメンバーにちょくちょく選ばれるぐらいの実力はある。しかしクラブチームや部活での活躍はなかった模様。

✡羅古捨実業高校

中学三年生までドイツにいたが、高校生になる頃には鹿児島県へ仕事ができたとの事で、そのまま家族で行くことになった。その時高校はどうしよう、ということだったので鹿児島の強豪校である羅古捨実業高校へと入学することになった。
そのとき聖哉はドイツのトップチームでお世話になっていたためあまり高校サッカーには興味がなかった。それでも一応強豪校だったら退屈しのぎにはなるか、という軽い思いで入学した。