【A3!】夏祭りのいたずら (ページ12)

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最終話ページ12

ー三好一成ー

貴『全て、お見通しですから』

椋「はぁ…」

隣で録画したドラマを見て、むっくんが幸せそうなため息を吐いた。

椋「やっぱり最高だね…」

一「それな～」

あの夏祭りから数週間経った。

Aちゃんをテレビで見る回数は増え、仕事も順調に進んでいるように見える。

が、夏祭り以来俺たちは会えていない。

連絡先を交換してなかったから、会う約束ができない。

会いたいな…

その時、寮のインターホンが鳴った。

椋「誰だろう…
僕出てくるね」

一「いってら～」

遠くで扉が開く音がしたかと思うと

椋「カ、カズくんカズくん！」

とむっくんが呼んだ。

一「何～？どったの？」

玄関に向かうとそこには

貴「こんにちは」

Aちゃんが立っていた。

一「A…ちゃん？」

貴「うん」

俺はむっくんをいるのを忘れ、Aちゃんに抱きついた。

一「めっちゃ会いたかった」

貴「私も会いたかったよ」

これからは、ずっと一緒に

ーおわりー