第8話 ページ8
太「あ!Aちゃーん!!」
次の日の朝、学校に行く途中後ろから七尾さんに名前を呼ばれた。
貴「七尾さん、おはようございます」
太「おはよッス!
そのベレー帽、めちゃくちゃ可愛いッスね!」
貴「ありがとうございます。
昨日幸からもらったんです。」
太「幸ちゃんから!?
いいなぁ…」
貴「そういえば、今日は皇さんと兵頭さんと一緒ではないんですね」
太「天ちゃんは撮影で、十座さんは先に行っちゃったからボッチ登校!」
貴「あら」
太「でも丁度いい所にAちゃんと会えたから、ボッチ回避ッス!」
貴「私なんかと一緒に登校していいんですか?」
太「いいに決まってる!!」
朝から元気な七尾さんに少し感心しながら学校へ向かった。
太「Aちゃんって昔からモテたんスか?」
貴「いいえ、全く」
太「え!?なんで!?」
貴「小学校の時からこんな体なので、異性との交流があまり無かったんです。
あっても、お医者様か幸かお父さんぐらいで」
太「あー…」
貴「なので、お恥ずかしい話、お付き合いとかもした事がなくて…」
太「実は…俺っちもあまり…」
貴「え?七尾さん、かっこいいのに?」
太「や、やめてよ〜…」
七尾さんは照れくさそうに頬をかいた。
貴「七尾さんならきっと素敵な彼女さんが出来ますよ」
太「その素敵な彼女さんを待ち続けて、高校生活2年を迎えたッス…」
七尾さんと他愛のない会話をし、下駄箱で別れた。
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華ヶ崎レオ(プロフ) - みこはんさん» ありがとうございます!とっっっても嬉しいです!初めはこんな結末じゃなかったので、大丈夫かなと心配でしたがそう言っていただけて安心しました!(*´-`*) (2017年8月1日 0時) (レス) id: a8b7c32919 (このIDを非表示/違反報告)
みこはん(プロフ) - 何回見ても泣けます(´;ω;`)たった36話でここまで中身の濃い小説はなかなか見ないので凄いと思いました!次の作品も楽しみにしてます。 (2017年8月1日 0時) (レス) id: af3c32f75f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:華ヶ崎レオ | 作成日時:2017年7月17日 22時