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第3話 ページ3

ー瑠璃川Aー


貴「ここまででいいよ」

幸「ほんとにいいの?」

貴「うん、ありがとう」


駅の前で幸に持って貰ったカバンを受け取った。


幸「なんかごめん、変な奴らに会わせちゃって…」

貴「ううん、逆に安心した。
幸が楽しそうで」

幸「ま、まぁ、楽しくないってわけじゃない…かな」

貴「よかった。
明日も学校でしょ?」

幸「うん。
姉さんも?」

貴「そうなの。
皇さんに会えるみたいだから、少しワクワクするわ」

幸「アイツには気をつけてね。
俺様でイライラしてくるから、姉さんの体悪くさせちゃうよ」

貴「そんなことないわよ。
とっても優しい人だったじゃない」

幸「そうかな。
アイツにだけは惚れないでよね」

貴「大丈夫よ」


じゃあそろそろ帰りなさい。と幸の頭を撫で、手を振った。


幸「次いつ来てくれる?!」

貴「分からないよ」

幸「明日!明日来て!」

貴「わかった」


私の可愛い幸…

頑張ってるみたいでほんとに良かった。


幸の旗揚げ公演、見たかったなぁ…

私がこんな体じゃなければ、もっと幸の近くで見てあげれたのに。


私は満面の笑みで手を振り続ける幸に微笑み、駅に消えた。

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華ヶ崎レオ(プロフ) - みこはんさん» ありがとうございます!とっっっても嬉しいです!初めはこんな結末じゃなかったので、大丈夫かなと心配でしたがそう言っていただけて安心しました!(*´-`*) (2017年8月1日 0時) (レス) id: a8b7c32919 (このIDを非表示/違反報告)
みこはん(プロフ) - 何回見ても泣けます(´;ω;`)たった36話でここまで中身の濃い小説はなかなか見ないので凄いと思いました!次の作品も楽しみにしてます。 (2017年8月1日 0時) (レス) id: af3c32f75f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:華ヶ崎レオ | 作成日時:2017年7月17日 22時

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