第21話 キス ページ21
ー緑谷出久ー
轟くんからの連絡からすぐ駆けつけた。
が、そこには悲惨な光景が広がっていた。
轟くんのお腹から、血がドクドクと流れていた。
僕は轟くんに駆け寄った。
緑「轟くん！！！」
轟「み、どりや…」
お「そ、そんな…なんでこんな……」
顔を上げると、Aさんがゆっくり瞬きしながら佇んでいた。
僕らを見下ろす彼女の目は焦点が合っておらず、ボーッとしていた。
おかしい…
緑「……Aさんが、これを…？」
貴「うん」
Aさんはあっさり頷いた。
お「な、なんでなん！？
なんで轟くんにこんなことしたん！！」
貴「だって、うるさかったから。」
爆「は？」
Aさんの後ろには、うっすらと笑う彼女のお父さんが居た。
轟「気をつけろ…」
緑「え？」
轟「あいつの“個性”は…刀じゃねぇ…」
轟くんは苦しそうに話し始めた。
轟「あいつは、人を自由に操作できる…
あの紫の霧を…吸い込んだら終わりだ……
Aは、それで操られてる……」
緑「なんだって…？」
お「じゃあ、人を操る“個性”の
父「A」
貴「ん」
お「え…」
気づいた時には遅かった。
Aさんは一瞬にして麗日さんの目の前にいた。
爆「くそっ！」
貴「痛くないよ」
そう優しい声で呟き、Aさんは
麗日さんの唇に自らの唇を重ねた。
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華ヶ崎レオ(プロフ) - 樹我 舞雪さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2017年6月10日 12時) (
レス) id: d996b1af9d (このIDを非表示/違反報告)
樹我 舞雪(プロフ) - 最高でした！他の作品も頑張って下さい！ (2017年6月10日 12時) (レス) id: 4dbed81eb1 (このIDを非表示/違反報告)
華ヶ崎レオ(プロフ) - 猫神さん» ありがとうございます(*´∀｀*)頑張ります！ (2017年5月9日 20時) (レス) id: d996b1af9d (このIDを非表示/違反報告)
猫神 - 面白いです!更新頑張ってください! (2017年5月9日 16時) (レス) id: 96f1f4ba3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華ヶ崎レオ
| 作成日時：2017年5月7日 20時
