【ツイステ】人間と人魚の恋草語 (ページ20)

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第20話ページ20

ー次の日ー

一般公開最終日。

貴「おまたせしました。
カシスサイダーとクリームココアです」

「ありがと」

やはり最終日の忙しさは比較出来ないくらいやばかった。

「あと待ち何組？」

「4組！」

貴「バッシングします！」

「任せた！」

今日はキッチン担当のフロイド先輩も大忙し。

珍しくアズール先輩までホールに出ている。

貴「先輩大丈夫ですか？」

フロ「フライパン持ちすぎて手首痛い…」

貴「もう少しで休憩ですから！」

と、客席を見るとまたフロイド先輩目的の常連さんがいた。

ジェ「フロイド、呼ばれてます」

フロ「む〜りぃ〜！」

ジェ「僕が変わりますから」

フロ「やだぁ！」

ほんとに嫌そうだ…

私が変わりに出られたらと思うけど、ダメか…

フロ「はぁ…行ってくるね小エビちゃん…」

貴「なんかあればすぐヘルプしますから！」

ホールに出た瞬間、駄々こねてた先輩はどこに行ったのかと思うくらいシャキッとしてお客さんの方に向かっていった。

ジェ「あの方々、ほんとは出禁にしたいんですよね」

貴「そこまでですか？」

ジェ「フロイドへのボディータッチの多さや香水の匂いが酷くて」

貴「ああ〜分かります…」

ジェ「まぁ僕個人の意見なので、出禁に出来るかどうかはアズール次第なのですが」

貴「なかなかそういうの難しいですよね」

ジェ「仕方ありません」

出来上がった料理をトレーに乗せ、いってきまーすとホールに出た。