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貴「…しょーがないですね」
いつもより素直な小エビちゃんは俺の両手をギュッと握った。
貴「らしくないですよ。
フロイド先輩はもっと元気いっぱいだったじゃないですか」
フロ「…」
貴「それとも試合前だからナーバスになってます？」
フロ「ごめん…」
俺はもう我慢できずに謝罪の言葉を口にした。
貴「え？」
フロ「小エビちゃん、俺に全部教えてよ。
我慢しないで言って？
嫌いになんてならないから」
小エビちゃんの顔から笑顔が消えた。
貴「アズール先輩から、聞いたんですね」
フロ「聞いてない！
アズールはそういうのちゃんとしてるから…
でも小エビちゃんから採取した負の感情見ちゃったんだ」
ポケットから割れたブローチを取りだした。
ブリーチを手に取った彼女は長めに息を吐いた。
貴「…これ、そういえばアズール先輩についてたな。
そういうやつだったんだ」
フロ「小エビちゃん」
手が離れ、小エビちゃんの視線も外れた。
貴「ごめんなさい、言いたくありません」
フロ「…そっか」
貴「フロイド先輩の中の私だけでも、良い子で居たいから」
フロ「小エビちゃんはいい子だよ」
貴「…そんなことない」
強い風が吹いて小エビちゃんの前髪を上げた。
ボロボロと溢れる涙と耐えるような顔…
貴「私はブサイクで気持ち悪くて馬鹿でクズで、存在するだけで人を不快にさせる人間なんです！
みんなみんな死んじゃえって何度も願った最低女です！」
フロ「最低じゃない！」
貴「じゃあなんで皆私を笑うんですか！
皆悪口言って、無視してくるくせに突っかかってくる！
この世界に来ても人の笑い声や内緒話が怖くてたまらない！」
フロ「俺は…！」
俺は、なんて言えばいい？
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華ヶ崎レオ(プロフ) - Runa☻さん» 恐れ多いお言葉ありがとうございます…！！いや、ほんと、ありがとうございます！！嬉しすぎて語彙力が無くなってしまって…╰( ╯ ᐕ)╯ (8月5日 19時) (
レス) id: c0d7bd9e07 (このIDを非表示/違反報告)
Runa☻ - この作品めちゃくちゃ好きですっ……！！もう…作者様が文才ありすぎて（？）もう…大好きな作品となりました！！ (8月5日 18時) (レス) @page33 id: e8de5457df (このIDを非表示/違反報告)
華ヶ崎レオ(プロフ) - アイカさん» フロイドあってこその私ですから、創造主はフロイドですね(*´ω`*) 恐れ多いです🥰 (2023年4月8日 19時) (レス) id: c0d7bd9e07 (このIDを非表示/違反報告)
アイカ(プロフ) - グハッ‥お、恐るべし‥フロイド‥いや、神作者様の作文力ッ (2023年4月8日 18時) (レス) @page2 id: e5fba66b1e (このIDを非表示/違反報告)
華ヶ崎レオ(プロフ) - アイオラさん» 私の方こそ迷惑かけてごめんなさい。どの程度までが許容範囲か探りながらコメ返していこうと思います。むしろルールを知るきっかけを下さって、ありがとうございます。 (2023年4月8日 10時) (レス) id: c0d7bd9e07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華ヶ崎レオ
| 作成日時：2023年4月6日 7時
