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貴「あ、私ちょっと用事あるんだった」
購買部でお昼を買い、中庭で食べていたところ私が用事を思い出した。
グリ「すぐ終わるのか？」
貴「んーどうだろ。
長引くかもしれないから先帰ってていいよ」
少し駆け足で学校を抜け、鏡の間へ。
向かった先は
アズ「匿名希望の依頼はあなたでしたか、Aさん」
貴「お世話になります」
アズール先輩の部屋だった。
アズ「それも極秘でとのご依頼で。
ジェイドにもフロイドにも聞かれたくないとは、さぞお困りなんですねぇ…」
貴「はい」
臨時マネを受けると言った時から決めていた。
私には勇気が必要だ。
貴「アズール先輩は慈悲深いとお聞きしてます。
きっと私の願いも叶えてくれるだろうと思って」
アズ「それはもちろん。
ただ対価もそれなりになりますよ」
貴「心得てます」
私は自分の胸に手を当てた。
貴「アズール先輩に、私の過去を無かったことにして欲しいんです」
アズ「…詳しくお聞かせ願いたい」
貴「私はここに来る前、ずっとずっといじめられていました」
ピク、とアズール先輩が反応した。
貴「触れれば嫌がらせを受け、話しかければ無視をされ、容姿をいじられ、発言すれば茶化され、それはもう精神的に辛かった」
こうやって話すだけでも心臓が痛い。
でも勇気を貰うために頑張らなければ。
貴「成長して恋をしても、相手にされず罰ゲームに使われることもありました。
そのせいで自分に自信が持てず、好きな人が出来てもなにも出来ないんです」
アズ「だから過去をなかったことにして、新しく生まれ変わりたいと」
貴「生まれ変わりたい、というか前に進みたいに近いです」
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華ヶ崎レオ(プロフ) - Runa☻さん» 恐れ多いお言葉ありがとうございます…！！いや、ほんと、ありがとうございます！！嬉しすぎて語彙力が無くなってしまって…╰( ╯ ᐕ)╯ (8月5日 19時) (
レス) id: c0d7bd9e07 (このIDを非表示/違反報告)
Runa☻ - この作品めちゃくちゃ好きですっ……！！もう…作者様が文才ありすぎて（？）もう…大好きな作品となりました！！ (8月5日 18時) (レス) @page33 id: e8de5457df (このIDを非表示/違反報告)
華ヶ崎レオ(プロフ) - アイカさん» フロイドあってこその私ですから、創造主はフロイドですね(*´ω`*) 恐れ多いです🥰 (2023年4月8日 19時) (レス) id: c0d7bd9e07 (このIDを非表示/違反報告)
アイカ(プロフ) - グハッ‥お、恐るべし‥フロイド‥いや、神作者様の作文力ッ (2023年4月8日 18時) (レス) @page2 id: e5fba66b1e (このIDを非表示/違反報告)
華ヶ崎レオ(プロフ) - アイオラさん» 私の方こそ迷惑かけてごめんなさい。どの程度までが許容範囲か探りながらコメ返していこうと思います。むしろルールを知るきっかけを下さって、ありがとうございます。 (2023年4月8日 10時) (レス) id: c0d7bd9e07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華ヶ崎レオ
| 作成日時：2023年4月6日 7時
