【学園ヘタリア】ようこそ！ヘタリア荘へ！

033号室 ー終ー ページ33

貴「ただいま」

ミ「おかえりなさい」

貴「これ、お母さんから」


渡された封筒をミィハに渡した。

ミィハは封筒を破り、1枚の紙を見つめた。

そして、優しく微笑んだ。


ミ「これはAちゃんが持っているべきね」

貴「え？」


紙を見ると…


『いつでも帰っておいで』


と、ど真ん中に小さく書かれていた。


貴「お母さん…」

ミ「さぁ、ご飯にしましょうか」


共同スペースに行くと、みんなが座っていた。

そして口を揃えて


「「おかえり」」


アーサーまで言っていた。


ミ「そして、ここに来てくれてありがとう」



私は絡んだ糸が解けたように顔を崩した。


貴「ただいま！！」









ただいま







それは家から帰ってきた時に言う言葉。







そして、感謝の言葉でもある。








米「それで！？Aのお母さんはどんな人だったんだい？」

英「すげー綺麗だったぞ」

仏「なんだって？」

中「人の母親狙うなある！」

露「そうだよフランシス君。
狙うならAだよ、A」

貴「待て」

日「Aさんはきっとお母様に似たんでしょうね」

伊「優しくて可愛いところとか？」

独「写真を見ると、目元が特に似ているな」

ミ「いや、眉あたりだと思うわよ。」



貴「やかましい！！」





これが私の



ヘタリア荘。


ーENDー

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