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028号室 ページ28

貴「…裏切ったのか」

リ「ごめん、ごめんね…」


リューカは震えながら私に謝り続けた。


貴「信用してたのに」

?「信用してたのに裏切られた、辛いよね〜」


突然背中を蹴られ、地面に倒れた。


?「ねぇリューカ、あんたはとても役に立った。
だから、ファーストはあなたからやらせてあげる」

リ「え…」

?「みぞおち目掛けて思いっきり足を振り下ろせばいいの。
やれるでしょ?」


私はリューカを見上げた。

リューカは目に涙を溜めて言った。


リ「Aちゃん、ごめん」


ドスッ!と重たい蹴りが腹に入った。


貴「ぐぇ」

?「やれるじゃーん!!
いい子だよリューカ」

?「あとはウチらに任せな」


1人が手を上げた瞬間


英「やっぱりな」

?「!お前!」

貴「アーサー…ミィハ…アルフレッド…」


アーサーが女の手を掴んでいた。


ミ「なにしてるのかしら?」

?「別に関係ねぇだろ」

米「あれ?君はリューカかい?」

リ「!」


アーサーは女から手を離し、私を立たせてくれた。


英「大丈夫か?」

貴「…うん」

ミ「Aちゃんをいじめてたのは、この4人の女の子でいいかしら」

?「ひぃ…!」


リューカを含め、4人の女は逃げ出そうと走り出した。


ミ「だめよ逃げちゃ。
あなた達にも同じことさせてあげる…」


ミィハは逃げ出だした女達を追いかけ、あっという間に捕まえた。


?「離して!助けて!」

ミ「Aちゃんの気持ち分かった?
Aちゃんはそれ以上の辛さなのよ」

リ「Aちゃん!お願い許して!」


リューカは私に叫んだ。


けどね


貴「…知らない」


私は冷たく言い放った。


リ「A…ちゃん…」

英「リューカ、お前は退学だ。
他三名は学校に連絡する。」

?「…」


今までとは違う態度に、私は腹が立った。

私にはあんなに強気にいじめてきたのに、いざバレるとこんな弱くなるのか


?「ね、ねぇA!うちら友達でしょ?!
今までのことは一生償うから許してよ!」

貴「はぁ?何抜かしてんの。
今更そんなこと言わないで。」

?「もともとやり始めたのはコイツだって!」

?「はぁ?!ふざけんなお前だろ!」


惨め


貴「ミィハ、その4人任せてもいいかな…
顔も見たくない」

ミ「任せて。
ぐっちゃぐちゃにしてあげるわ…」


その後、夜の公園で4人の悲鳴が聞こえた。

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華ヶ崎レオ(プロフ) - えりんぎさん» ありがとう!頑張るよ〜 (2016年2月13日 12時) (レス) id: d996b1af9d (このIDを非表示/違反報告)
えりんぎ(プロフ) - ヘタリア新作待ってます!頑張ってください! (2016年2月13日 12時) (レス) id: bd7fba96f8 (このIDを非表示/違反報告)
華ヶ崎レオ(プロフ) - Reiさん» ありがとう!!まじか!無理すんなー (2016年1月29日 6時) (レス) id: d996b1af9d (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - ひょこっ!!ヽ(*´∀`)ノ……ごめん!!ほんっとごめん!!!!最近全然占ツクこれなかった!!!完結おめ!!これからもファイト(*゚▽゚*) (2016年1月29日 0時) (レス) id: b5ed8e2f44 (このIDを非表示/違反報告)
華ヶ崎レオ(プロフ) - ドナ×3さん» ありがとう!まだ書くか考えてるけどね〜 (2016年1月27日 13時) (レス) id: d996b1af9d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:華ヶ崎レオ | 作成日時:2015年12月31日 19時

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