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003号室 ページ3

貴「こんなもんか」


まぁ、服片付けて小物置いただけだけどさ…

確か共同スペースに来いっつってたな。


静かな部屋に私の腹の虫が寂しく大きく鳴った。


お腹空いた。

私は小走りで共同スペースに向かった。


露「あ、来たよ」

ミ「早かったわね〜」


広いテーブルにはたくさんのごちそうが並んでいた。

それを囲むように座るさっきの人達。


貴「これは…」

中「お前の歓迎パーティーあるよ!
ほら、ここ座るよろし!」

貴「ちょ、押すなって…」


ミィハの隣に座らされ、なんだか変な気持ちになる。

やっぱこの人の胸のサイズどんだけあるんだろう。


ミ「それじゃ、Aちゃんの入居を祝って!」

全「「乾杯!!」」


カチンカチンとグラスがぶつかる音と共に笑い声がどっ!と湧き上がった。


ミ「今日の主役はAちゃんなんだから、いっぱい食べて飲みなさい!」

貴「う、うん…」


ミィハはビールを飲んでるということは成人済みか…


米「なぁなぁ!
Aはここに来る前、どこにいたんだい?」

貴「…私は、普通の高校に通ってた…」

米「普通の?」

貴「普通の…」

ミ「じゃあ、どうしてここに住もうと思ったのかしら?」

貴「………」


コップに口を付けながら考えた。

頭の中で再生される過去…


貴「お母さんが、ここに住めって言ったから」

ミ「そうなのね」


1人で大人しくお茶をちびりちびり飲む。

私とここでテンションが全然違う…

着いていけるかな…


英「へへへ…
今日はパーティーだぁぁあ!!」

米「うわぁぁぁああ!!
誰だい!?アーサーにお酒飲ませたのは!」

伊「えぇ?!これお酒だったの?!」

ミ「全く…」


アーサーは着ている服を脱ぎ始めた。


…は?


貴「え、何してんのマジで…」

日「Aさんすみません…
あの人、お酒が入ると手に負えなくなるんです」

英「おいA!お前も脱げ!」

貴「はぁ!?
っざけんな!!」

仏「Aの純情を奪うな!」

米「Aは脱がなくていいからな?!」

中「逆に脱ぐ方がおかしいある!」



なんなんだこいつら。


私はつい吹き出してしまった。

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華ヶ崎レオ(プロフ) - えりんぎさん» ありがとう!頑張るよ〜 (2016年2月13日 12時) (レス) id: d996b1af9d (このIDを非表示/違反報告)
えりんぎ(プロフ) - ヘタリア新作待ってます!頑張ってください! (2016年2月13日 12時) (レス) id: bd7fba96f8 (このIDを非表示/違反報告)
華ヶ崎レオ(プロフ) - Reiさん» ありがとう!!まじか!無理すんなー (2016年1月29日 6時) (レス) id: d996b1af9d (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - ひょこっ!!ヽ(*´∀`)ノ……ごめん!!ほんっとごめん!!!!最近全然占ツクこれなかった!!!完結おめ!!これからもファイト(*゚▽゚*) (2016年1月29日 0時) (レス) id: b5ed8e2f44 (このIDを非表示/違反報告)
華ヶ崎レオ(プロフ) - ドナ×3さん» ありがとう!まだ書くか考えてるけどね〜 (2016年1月27日 13時) (レス) id: d996b1af9d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:華ヶ崎レオ | 作成日時:2015年12月31日 19時

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