【学園ヘタリア】ようこそ！ヘタリア荘へ！

018号室 ページ18

貴「ただいま」

ミ「遅かったわね。
お帰りなさい」

貴「うん、ただいま」


まさか下校の時リューカに引き止められて先輩と話すハメになるとは思わなかった。


日「お帰りなさい、Aさん、」

貴「ただいま」

日「珍しいですね」

貴「ちょっと友達に引き止められてね」

日「そうですか。」


自室に入り、部屋着に着替えていると誰かがノックした。


貴「ん？」


扉を開けると、アルフレッドが立っていた。


米「やあ。
ちょっといいかい？」

貴「うん」


アルフレッドを部屋に通し、お茶を入れた。


貴「どったの」

米「君、あの先輩と付き合うのかい？」

貴「…はぁ？」

米「今日リューカと話してるの聞いちゃって…」


聞かれてたのか…

私は頭をくしゃくしゃと掻き回し、ため息を吐いた。


貴「…分かんない」

米「そうか…」

貴「なんでアルフレッドがそんなこと聞くんだよ」

米「別に気になっただけさ。」

貴「あそ…」


会話が終わった瞬間、先輩からLINEが来た。


シ『今日はありがとう。
また話したいな』

貴『いいですよ』

米「じゃあ帰るよ」

貴「え、もう？早くね」

米「お腹空いたから。」


アルフレッドは逃げるように部屋を出た。


それと同時に鳴るバイブ。


シ『じゃあ、また部活終わりの時にいいかな』

貴『分かりました』

シ『また明日』


てことは、明日も遅くなるかも。

私はミィハに伝えるため部屋を出た。


米「わっ！」

英「うおっ！」

貴「は？」

米「びっくりしたじゃないか！」

貴「え、うん、ごめん」


なぜか怒られた。

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