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011号室 ページ11

ー次の日

貴「ただいま」

伊「おかえり!
どうだった…?」

貴「ただの捻挫。
一週間で完治するって。」

伊「よかったぁ〜」


医者に言われた、骨折経験ありますよね?という言葉…

骨折というか、ヒビだけど…

あいつらに1回やられたことがある。

まさかそれで足が弱くなってるとはな。


米「おかえり。
大丈夫かい?」

貴「すぐ治るし」

米「そっか…」


明日学校だし、変に心配されてもなぁ…

ズシッ

貴「ぐぅ…」


突然何か柔らかい物がのしかかってきた。


貴「おもっ…」

中「元気出すあるよ!」


振り返ると、なにやら見たことのある猫のぬいぐるみを持った王がいた。


貴「え、それキ…」

中「シナティーある」

貴「いや、キ…((中「シナティー」あ、はい」


でも口描いてあるし…


中「これ、プレゼントするあるよ」

貴「まじか」


シナティーを受け取ると、なんとも言えない柔らかさに驚いた。


貴「抱き心地最高…」

中「気に入ってもらえてよかったある。」

貴「うん、ありがとう」

露「楽しそうだね。
僕も入れて〜」

貴「王にシナティーもらった」

露「あぁその不気味な猫?」

中「ぶ…」

露「じゃあ僕もなんかあげるよ。」

貴「え、いいよ」

露「遠慮しないで〜」


イヴァンはポケットから巾着袋に入った向日葵の種を取り出した。


露「僕の宝物だよ。」

貴「向日葵の種…?」

露「僕の国で咲いた向日葵の種。」


確かイヴァンの国はとても寒い。

だから向日葵は咲かないはず…


露「僕はまだ見たことないけど、どこかに向日葵の咲くところがあるんだって。」

貴「へ〜…」

露「そこに行くのが僕の夢なんだ」

貴「ならこんな大切な物、もらっていいのか?」

露「Aちゃんならいいよ」

貴「…ありがとう」


私はイヴァンからもらった向日葵の種をポケットに入れた。


中「向日葵の種なら我の国にいっぱいあるある!」

露「君のと僕のは違うでしょ?」

中「………」

貴「けどシナティーも嬉しいから…」

中「うぅ…Aはいいやつあるな〜」

露「僕は?」

中「お前は…んまぁ、いいやつある」

露「その間はなぁに?」

中「あいやぁ…」


私はふたりを見て微笑ましくなるのをシナティーで隠した。

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華ヶ崎レオ(プロフ) - えりんぎさん» ありがとう!頑張るよ〜 (2016年2月13日 12時) (レス) id: d996b1af9d (このIDを非表示/違反報告)
えりんぎ(プロフ) - ヘタリア新作待ってます!頑張ってください! (2016年2月13日 12時) (レス) id: bd7fba96f8 (このIDを非表示/違反報告)
華ヶ崎レオ(プロフ) - Reiさん» ありがとう!!まじか!無理すんなー (2016年1月29日 6時) (レス) id: d996b1af9d (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - ひょこっ!!ヽ(*´∀`)ノ……ごめん!!ほんっとごめん!!!!最近全然占ツクこれなかった!!!完結おめ!!これからもファイト(*゚▽゚*) (2016年1月29日 0時) (レス) id: b5ed8e2f44 (このIDを非表示/違反報告)
華ヶ崎レオ(プロフ) - ドナ×3さん» ありがとう!まだ書くか考えてるけどね〜 (2016年1月27日 13時) (レス) id: d996b1af9d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:華ヶ崎レオ | 作成日時:2015年12月31日 19時

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