五条信者【呪術廻戦】 (ページ6)

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5.惑血洗脳術ページ6

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「お札ってそんな簡単にとれんの？」

「いや呪力がない人間にはまず無理だ！！普通はな！」

「でも、今回のは、えっと、中のものが強すぎるんだっけ？！そうだよね？！恵？！」

「あぁそうだお前はもう喋るな！！封印も年代物！紙切れ同然だ！！」

「つってもなぁ…、呪いなんていまいちピンとこねぇや」

喋るなっつったって、私にも説明くらいさせてよね

今まで呪いだとかそんな話見たことも聞いたことも無い彼からしてそう思うのも無理ない

「お前はここにいろ、部室はどこだ？」

「！！待てよ！俺も行く！やばいんだろ！？二月やそこらの付き合いだけど、友達なんだ！放っとけねぇって、」

「ここにいろ」

「めぇぐみぃ〜、なにもあんな強く言わなくてもいいじゃんか〜！！」

「お前は死人増やしたいのか」

「そういうわけじゃないけどさ〜…恵、こっち任せた。」

「は、？急になんだよ、」

「アッチの校舎から呪力感じる、私はアッチ祓う」

「……クソッ、分かったよ、絶対、死ぬなよ」

「死ぬわけないじゃん、私の事誰だと思ってんの？笑」

あとは頼んだよ〜、と恵に手を振りながら別校舎へと向かう
こっちはヤバそうだなぁ、祓えるかなぁ

「お、玉犬がでたな〜久しぶりに見たいかも」

背中から聞こえる玉犬の声にそんなバカみたいなことを考えながら、呪霊を探す

すると奥の方からドンドンと近づいてくる何か

「あ〜…はいはい了解。そういうタイプね？笑」

「ｷﾋ、オ前、ｵｲ、美味ｼソｳダナｧ…！！」

その呪霊の言葉と共に私の方に伸びてくる触手

これ、触れたら大変なことになりそうだなぁ
呪霊に触られるとか、死んでも嫌だね

「私に触っていいのはッ、！！五条先生だけなんだよっ！！」

「ｱｯ、アッ…ｷｭﾋ、ｷﾋﾋﾋﾋ」

「惑血洗脳術、" 自虐 "」

目の前で自分で自分を殴り出し、さっきまで私に伸びてきてた触手も、自分の首をしめギュルギュルと唸ってる

「お前のせいで、貧血になったらどう責任取ってくれんの？笑」

「死ﾇゥ…死ンデェッ、ﾄ、トッﾙｩ」

「だよね。笑じゃあ、さっさと死ね〜！！！笑」

私が死ねといった直後に、爆発して消えた呪霊
そんなに血を撒き散らすな、気持ち悪い

体についた呪霊の返り血をはらい、恵がいる方へと向かう
さっきから凄まじい音が何回も聞こえてきてるけど、

大丈夫かなぁ、恵。笑

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