恋はどうなるの…？【Stpr】 (ページ2)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:2,872 hit

入学式…。ページ2

るぅと視点

朝起きたと共になる

ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

という音。

「なに…」

そう呟きながらインターホンを鳴らした相手の方を見る。

その相手は僕の幼馴染。制服を着ている。今日は日曜日なのに、なんでなんだろう。
そう思っていると

「るぅとくん！！学校！！！」

と、大声で叫ばれ、

「明日じゃないんですか？明日ですよね。」

そう答えた。

「今日入学式でしょおおお！俺たち！！新入生じゃん！！！！」

て、て、て、てーん。

僕の頭に効果音をつけるとこんな感じだろう。

僕は生徒会長で新入生の挨拶もしなければいけない。

「ほんとだ…やばい…どうしよ莉犬…(´；ω；｀)」

「とにかく走ろ？てか早く着替えて！！」

「着替えた！！」

「はやぁ！？」

「……ｼﾀﾀﾀｯﾍ(*¨)ﾉ」

「ちょっと待ってよ！！」

〜

「はぁ…はぁ…もう足疲れた…(´；ω；｀)」

やっと学校に着いたよ…(´；ω；｀)

莉犬いない…
探さないと…！！！

ﾄﾞﾝｯ

今の状況を説明すると、
頭と頭がぶつかり合って2人とも倒れてしまった。

「いった…」

「んぉぉぉっ！？誰々！？え、あ、ごめん！！」

「…誰ですか。」

「ころん！！」

「ふーん。」

よし、莉犬を探そう。

そう思い立とうとすると

「君の名前は？」

「……琉依斗です。」

薄くそう笑い、僕は去った。

ころん視点

今の子、誰だったんだろ…。

かわいかったなぁ。名前聞いて正解。

琉依斗くん、だよな。覚えとこ。

るぅと視点

僕が走り回っていると目立つピンクの髪色と赤の髪色がいた。

赤ということは莉犬！！そう思い壁から見てみると

イケメンと莉犬、といういかにも絵になるような2人がいた。

しかも結構いい雰囲気で。邪魔するのも嫌なので僕は体育館に向かい、無計画のあいさつを考えた。

「ん〜…」

考えれば考えるほどいい案が出て、決まらない。

もういいや、適当に乗り切ろう。そう思っているうちに僕の挨拶の時間になってしまった。

適当にいかにもそれらしい挨拶をしながら全体を見渡しているとさっきのころんくん？がいた。

僕の挨拶を熱心に聞いてくれているようで嬉しかった。こんなに、僕を見てくれるのは莉犬以外いなかったから。

莉犬はさっきのピンクの人と僕の方を指さしながらお喋りしている。
2人とも少し頬が紅頬していたようだから、両思いなのかな。

そんなことを考えながら挨拶は終わった。