＊序論 ページ3
水上｢こんなの、どうやったって不可能じゃん。｣
久々に同級生から電話が来たと思ったら怒られた。
どうやら、さっきの手紙は捨てちゃいけなかったらしい…
ってかさ？もし、もしだよ？もし手紙を読んでたとして、住所だけ書いてあったらそこ行く？！
僕的にはそんな手紙は24時間365日ノーサンキューだね。面倒くさい。
でもまぁ、お世話になってる人からのお呼び出しだから、一応行くけどね？
外に出るのは久しぶりだ。
職業柄、外で土掘って地層見てると思われがちだけど、僕はインドアだから。人間って太陽浴びるだけでも疲れるんだし。面倒くさいじゃん。
ちなみに、今僕を待っている同級生の可賀は僕とは正反対…とまでは行かないけど、似ても似つかない性格で、学生時代から何かと面倒を見てもらってるっていうか、見てくれてるオカンみたいな奴で、その頃からずっと有能で警察官として働く今でも、その性格は健在だ。
可賀｢水上さん。｣
水上｢待たせて悪かったね。で、ここに来たのはいいけど、何で僕らはここに呼ばれたんだい？｣
可賀｢残念だけど分からん。中に入る前に水上さんが来てないって分かったから…｣
入口なのであろう扉の前にはご丁寧に[歓迎、水上A様、可賀耀様]とあって、流石に帰りたくなった。
“ひとりで入れば良かったのに…”って言ったら可賀に怒られた。
今日は厄日だ。
✄--------------- ｷ ﾘ ﾄ ﾘ ---------------✄
と、言うわけで始めましたが、この話はギャグなのであと2.3話で終わりますw
全て水上sideで進みます！
ふたりの話し方がちょっとおかしいのは、お互いに男性でも女性でも大丈夫なようにです。
ご了承ください！
駄作者 戸乃川 美桜
続く
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作者名：戸乃川美桜 | 作成日時：2017年9月21日 0時
