とある日の告白(仮) ページ26
…
フジくんの家へ来たら思ってもみない告白をされ
キヨくんが現れて、わたしは今手を引かれ歩いている
「キヨくん、何処いくの?」
『お前ん家』
フジくんとわたしの家は歩いて行けるくらい近所だ
すごく久しぶりにキヨくんを家にあげる
いつもキヨくんの家ばっかりだったな…
考え事をしていたら、会話をする間もなく家についた
『久しぶりだな、Aの家』
「そうだね、…なんでキヨくん、フジくんの家来たの?」
『Aから連絡あっただろ?なんか嫌な予感して』
「嫌な予感?」
『Aをフジに取られるんじゃないかって…そしたら体が動いてた』
これは、キヨくんも、わたしの事ちゃんと考えて出してくれた結果って思っていいのかな
「フジくんに、悪いことしちゃったかな…気持ちに答えれなかったし…」
『あいつは今まで通り仲良くしてくれるやつだろ?』
「そうだね、」
ソファに座っていた距離を少し縮めてきたキヨくん
『Aが言ってた、好きかもしれないやつって…誰?』
「えっと…好き?なのかな?自分でもまだ分かんなくて、でも最近その人の事ずっと考えちゃうし、大切な人って感じかな、」
『好きか分かんねえの?』
これでも?と言われ優しく抱きしめられた
意識し始めてから、初めてぎゅっとされた
今までと気持ちが違うからかキヨくんの匂いも体温も新鮮で、気づいたら腕をキヨくんの背中に回していた
少し体を離し、キヨくんが優しく囁く
『俺は、好きだよ』
キヨくんの気持ちが聞けたからか、こんな甘いキヨくんの声を初めて聞いたからか恥ずかしくて俯いてしまう
『Aは?』
また優しく囁かれ、顔を覗き込まれる
「…わたしも、あの…
結婚してください」
、
(あ、間違えちゃった)
…
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紫蒔(プロフ) - 初めまして!完結おめでとうございます!もう本当にストーリーが素敵で、表現もとても素敵で、いつも更新楽しみにしてました!この作品に出会えて良かったです。素敵な作品をありがとうございました!!! (2019年11月22日 18時) (レス) id: 5eda3143a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mao. | 作成日時:2019年8月22日 2時