とある日の事後 ページ15
…
んん、頭が痛い
そうだ昨日飲み会で飲みすぎて…
キヨくんが何故か迎えに来てくれてて
あ、先輩に変なことされそうなの助けて貰ったんだ
それでキヨくんのお家来て…
隣を見るとパンイチのキヨくんが寝ている、キヨくんのベッドだ
布団を少しめくり自分の状態を確認する、下着なしのキヨくんのぶかぶかのTシャツ1枚の状態
もう子供じゃないからゴミ箱を見て全てを悟った
起こさない様に今日のところは帰ろう、とした時
『んん、起きた?』
寝起きの掠れた声のキヨくんに布団の中で抱きしめられる
「おはよ、」
『おはよ』
「…、」
『あ、Aの服、洗濯して乾燥機も回しておいたから』
「ありがとう」
なんだろ、変に意識してるのわたしだけ?
キヨくんはいつもの様に会話を進める
抱きしめられていた手が離れ、んーと伸びをするキヨくん
『俺、先風呂入るから、Aもちゃんと、水とか飲んどけよ』
「…うん」
『それか、一緒に入ってもいいけど』
悪魔のような笑顔をして、浴室の方へ姿を消した
とりあえず布団を出てリビングへ向かうとスマホが充電されていた、キヨくんがしてくれたんだよね
昨日何も言わず帰ってしまったからか、仕事場の人からの連絡が沢山来ていた、真実を話すことなく酔って友達に迎えに来てもらったという事で返信を終えた
わたしに、変な事しようとして先輩も謝罪ともう関わりませんという連絡が入っていた、これは返さなくていいかな
本当にキヨくんが来てくれていなかったら、どうなっていたんだろうと考えるとまた怖くなった
『もう、大丈夫だって』
キヨくんが後ろに居たの気づかなかった
『俺は、Aの事、最優先に考えてるから』
「ありがとう、あ、シャワー借りるね」
、
(意識しちゃって、まともに顔見れない)
…
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紫蒔(プロフ) - 初めまして!完結おめでとうございます!もう本当にストーリーが素敵で、表現もとても素敵で、いつも更新楽しみにしてました!この作品に出会えて良かったです。素敵な作品をありがとうございました!!! (2019年11月22日 18時) (レス) id: 5eda3143a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mao. | 作成日時:2019年8月22日 2時