２回目の... ページ25
…
年も明けて2018年、いつも通りあの雪の積もる坂での撮影、メンバーと雪まみれになりながら無事終えた
さあ帰ろうと思いメンバーと車へ向かう途中フジから自販機で暖かい飲み物を買おうと提案、2人で自販機まで行き4人分のお茶やらコーヒーやらを買う
振り向くとそこには
『あけましておめでとうございます！』
思ってもいなかったAの姿
横でニヤニヤするフジ、またしてもやられた
『よく来てくれたね、Aちゃん！』
「頑張ってお休みもらいました〜」
ニコニコと俺が見たかった笑顔でフジと話すA
そしてこちらへ視線を向ける
『あけましておめでとうございます！キヨさん、』
「おめでとう」
『ビックリしました！？』
「そりゃ、びっくりするよ」
『わーい、またドッキリ大成功です』
フジの方を見るA
『成功してよかったね』
我に返るとなかなか奇跡的な事が起きていると、もうほとんど会う事を諦めていたのに、こんな形で再会するなんて
『俺ら帰るけどAちゃんどうするの？』
『…キヨさん、このあと時間ありますか？』
「特に予定ないから大丈夫だけど」
『じゃあ、俺ら先帰っとく』
『フジさんまたお話しましょうね！』
フジが去っていき、Aと二人きりだ
『北海道って、思ってたより寒いですね』
「…、また敬語になってるな」
『あ、』
「まあ、会話してくれるだけで、俺は嬉しいよ」
『あの…キヨさん』
「なに？」
『あの、えっと…』
もじもじし始めるA
何を言われるか俺は胸をドキドキさせる事しか出来ない
『あの！もう1回、その…』
俺と向き合ってしっかり目を見て言われた
『お友達からはじめてくれませんか？』
え、と吹き出して笑ってしまった俺
その発言が可愛くて、愛おしくて、友達からでもまた始められるなら充分幸せだ
「もちろん」
『やったー！』
会ってない2ヶ月でAは何か変わった気がする、笑顔が増えて、感情が豊かだ
「寒いし、俺がよく行ってた店でも行く？」
『うん！』
自然と出たであろう敬語ではない返事にまた俺は幸せを感じた
、
…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 287人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「実況者」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
*:まりな:*(プロフ) - mao.さん» 第２章どころか３週目です(笑) (2019年12月1日 1時) (
レス) id: ce0c123210 (このIDを非表示/違反報告)
mao.(プロフ) - まりなさん» 度々コメントありがとうございます！！あれですね！分かります（笑）引き続き第2章も楽しんで頂けると幸いです☆*° (2019年11月1日 23時) (レス) id: 3c76f87019 (このIDを非表示/違反報告)
まりな - うわああ！返信が来るなんて… もうアレだね！ほら、あれ、(褒め言葉) (2019年10月27日 8時) (レス) id: 09dc9c6a8c (このIDを非表示/違反報告)
mao.(プロフ) - まりなさん» ありがたき天才という言葉ありがとうございます！更新少しあいてしまいましたが…頑張りますのでこれからもよろしくお願いします。 (2019年9月27日 22時) (レス) id: 3c76f87019 (このIDを非表示/違反報告)
まりな - おもろいなぁ… 天才ですね！更新頑張ってください！！ (2019年9月16日 21時) (レス) id: 09dc9c6a8c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mao. | 作成日時：2019年8月19日 0時
