師範 ページ5
しのぶさんに案内された所は先程までいた御屋敷にも負けないほど立派な所だった。
家主の朱光さん(すびか)は優しく迎え入れてくれ一日目は色んなことを話した。
朱光さんの夫とお子さんは鬼殺隊に入っていたが十二鬼月という鬼に破れ、この世を去ってしまったこと。
そして朱光さんご本人は柱であったが引退し弟子もあまりとらずに使用人と一緒に静かに暮らしていること。
なぜ私のことを弟子にしてくれたかと聞くと
「昔のあたしに似ていたからだよ」
と呟いていた。
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鬼殺隊に入るにはまず最終選別を突破しなくては行けないらしくそのために修行を積むことになった。
いつものような穏やかで優しい朱光さんと打って変わって
厳しく、つらい修行だった。
何度も何度も呼吸が違うだの、軸がしっかりしてないだの、散々言われ続けマスターするまでに一年半かかった。
師範から教えて貰ったのは 星の呼吸だった。
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そして迎えた最終選別の日。
師範は
生きて帰ってくるんだよと涙ながらに呟いた。
もちろんです。と応えると
これはあたしからのプレゼントだよと
星の髪飾りをくれた。
師範からの思いを感じ涙を堪えて笑顔で
いってきます!
と手を振った。
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かなと - ルールを守る気も理解する気もない悪質ユーザーとして違反報告します (2019年10月12日 23時) (レス) id: fca7c03b31 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下の注意文をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です。鬼滅作品を作る人の違反が多すぎるんです。原作者様にも失礼な行為に当たりますのでルールというものをちゃんとご理解下さい (2019年10月12日 23時) (レス) id: fca7c03b31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:耳 | 作成日時:2019年10月12日 23時