御屋敷 ページ4
目が覚めると私は見慣れた森の中ではない
立派な御屋敷の中にいたのだ。
とりあえず起きようと思い、上半身を傾ける
ガラッと扉が開く音がした
ツインテールでしっかり者っぽい女の子が立っていた。
私と年近そう、と勝手に親近感を覚えていると
「姉さん!!あのこ起きたよ!!」
と大声で叫びながら来た道を戻った
しばらく、ぼーっとしながら今の状況を確認しているとさっきのツインテールの子ではなく、美人で大人っぽい女の人が来た。
この人が私を助けてくれたらしい。
とりあえずお礼を言おうと口を開くと
「調子はどうですか?」と美人な人に先を越されてしまった
「いくらか治りました
助けて頂きありがとうございました」
といい頭を下げる。
美人な女の人の名前は 胡蝶しのぶさんと言い
私の住んでいた森の近くで任務があったため私を見つけ保護してくれたらしい。
母と妹はもうダメだったらしく、お墓を作ってくれていた。
胡蝶さんは鬼殺隊という鬼を狩る仕事をしており
その中でもトップの柱という階級だというのを後でツインテールの女の子アオイさんが教えてくれた。
この御屋敷に来てから2週間が経った。
そろそろ滞在するのも申し訳なくなり怪我も治ったしということで皆さんにお礼をいい出ていこうとした。
これで最後だなと思いながら
お礼と挨拶をする。
「胡蝶さん!」
と呼びかけるとニコニコとした表情でどうしたんですか?と振り返る
「胡蝶さん、今の今までありがとうございました!このご恩は忘れません」
と言うと
「いえいえ、こちらこそお話をたくさん聞いてもらって楽しかったですよ。」
とにこやかに返してくれた。
「あと
胡蝶さんではなくてしのぶでいいですよ」
と言われ少し返答に困ったもののさすがに呼び捨ては無理だなぁと思い
「分かりました、ではしのぶさんと呼ばせていただきます!」
と返事をした。
「ところで行くところは決まっているんですか?」
「あ·····決まってません」
一番肝心なところを忘れてた
どうしよう、近くに親戚もいないしなぁと困っていたら
「もし澪さんが鬼殺隊に入りたいと思っているのならいい所をご紹介できるのですが」
「是非紹介してください!!!」
と力いっぱい返事をした。
私はこれ以上同じ思いをするひとを増やしたくない
と呟くと
胡蝶さんは分かりましたと
にっこり笑ってくれた
9人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かなと - ルールを守る気も理解する気もない悪質ユーザーとして違反報告します (2019年10月12日 23時) (レス) id: fca7c03b31 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下の注意文をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です。鬼滅作品を作る人の違反が多すぎるんです。原作者様にも失礼な行為に当たりますのでルールというものをちゃんとご理解下さい (2019年10月12日 23時) (レス) id: fca7c03b31 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:耳 | 作成日時:2019年10月12日 23時