鬼 ページ3
初めて鬼を見た。
昔から言い伝えられてはいたがお化けと同じように人の恐怖心からきた幻覚のようなものだと思っていた。
しかしそんな考えは一気に覆された。
二足歩行
気持ち悪い顔
手は赤い血にまみれ
その傍に倒れている母と妹。
今でもこの光景は忘れられない。
忘れてはいけない。
「お前、稀血だなぁ？
顔も整っている、俺は幸運だなぁ」
私と目が合うとニヤッと笑いながら
そう言う鬼を見て、心の底から殺意が芽生えた。
こんなやつに私の大切な家族が殺された。
こんなやつに私の日常が壊された。
こんなやつに···············！！
気づいたら私は、
戸の近くにあった父の使っていた刀で
ひたすら鬼を切り刻んでいた。
しかし何度切っても、鬼は死ななかった。
体力が尽きるまで刀を振るっていたらいつのまにか朝日が登ってきた。
鬼は日の光をうけると塵になって消えてしまうらしい。
いつのまにかその鬼は消滅しており
家の前には私と刀が倒れていた。
真っ暗な空にいくつものきらきらとした星が散りばめられており
残酷なほど綺麗な夜だった。
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かなと - ルールを守る気も理解する気もない悪質ユーザーとして違反報告します (2019年10月12日 23時) (
レス) id: fca7c03b31 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下の注意文をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です。鬼滅作品を作る人の違反が多すぎるんです。原作者様にも失礼な行為に当たりますのでルールというものをちゃんとご理解下さい (2019年10月12日 23時) (レス) id: fca7c03b31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：耳 | 作成日時：2019年10月12日 23時
