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『……どう?熱は下がった?』



rd「ちょっと下がったくらい」



『んー、これは微妙だね。ごめんだけどまたお粥でも大丈夫?』



rd「うん」



『わかった、それまでちゃんと寝ててよ?』





あの後二度寝をしてしまった私たちが起きた時間はもう既に夜を迎えていた

まぁ、ゆーて19時だけど





rd「えー、リビングでテレビは見て良いでしょ〜?」



『…………熱上がっても知らないよ』



rd「心配しつつ見せてくれるなんて…!流石俺のこと分かってるだけあるな」



『まぁ、面倒事回避のためだからね』



rd「はい泣いた」





まぁらっだぁも私の言う面倒事を分かってるから大丈夫だろう

じゃないと多分私の隣は成り立たない





夜もお粥を食べると思い少し多めに作ったお粥を温める


……にしても





『ほんと、広いなこの家…』





さっき来た時は私しかいなかったから広く感じるのかと思ったけど、らっだぁがいても感覚は変わらなかった





『……寂しくない、のかな…』





ポツンと呟いた私の声を聞き、こちらを向くらっだぁ

その目は、少しの驚きが見えて図星のようだ





rd「……んー、割とそーかも」



『そう、だよね』



rd「俺の親も多忙だからさ。いつ帰ってくるかなんて分からないから寂しいんだよね」





お互い両親が忙しく、仕事から帰ってくるのは夜中ばかり

広い部屋で1人過ごすと突然やってくる孤独感


それを私は知っている





『……私は、らっだぁに呼ばれればすぐにらっだぁの元へ向かうよ。寂しいとかじゃなくてもいい、呼びたかったら呼んで』





温まったお粥をテレビ前のテーブルに置き、らっだぁの頭を撫でる

そんな彼は驚いたあと、ふにゃりと笑った





rd「………へへ、じゃあ遠慮なく呼ぶ」



『うん、もちろん。私も1人でいるのはあんま好きじゃないからね』



rd「知ってる」





私を理解してるのも


らっだぁのことを理解してるのも


きっと、私たちだけなんだ──




ps.順位91位!?ありがとうございますッッ!!!

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作品ジャンル:恋愛
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旅人+α(プロフ) - ちょい。さん» わぁぁあ素直な感想ありがとうございます~~!!頑張ります! (11月5日 11時) (レス) id: 1a267f6a54 (このIDを非表示/違反報告)
ちょい。 - あぁスキィィそれに rdとの絡み最高〜!フゥ‼ 夢主ちゃん素直になれよぉ!ゲフンゲフン すいません、間違えました。更新頑張ってください!応援してます! (10月31日 0時) (レス) @page43 id: ee761176f2 (このIDを非表示/違反報告)
希添(プロフ) - 天音さん» ああありがとうございます…!励みになります! (2022年4月25日 22時) (レス) id: 1a267f6a54 (このIDを非表示/違反報告)
天音 - ああ好き…押しが強いrdも好き…いや全部好き…これからも更新頑張ってください!応援してます (2022年4月25日 17時) (レス) @page26 id: e6b77afed7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:青空 | 作成日時:2021年12月30日 23時

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