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rd「A、もう大丈夫?」
『ぅ、ん…っ、ありがと…』
らっだぁの肩を借りながら、自分のベッドへ戻った
らっだぁはものすごく心配そうな眼で私を見ている
そんなに心配しなくても…
『大丈夫、だよ…っ』
rd「っ、A〜…」
「俺心配だよ〜…」と言い、私の手をギュッと握るらっだぁ
ただの熱なのにそんな大袈裟な…
『大丈夫だから、ね?』と安心させるように優しく言う
らっだぁは本当に私のことが心配だったのか、少し瞳に潤いが
『(本当に、心配かけたな…)』
“ごめんね、ありがとう”
と言う意味を込めて、らっだぁの頭を撫でる
らっだぁは少し驚いた様子を見せたが、すぐに笑顔になって、私の手を自分の頬へとすり寄せた
もう、子どもかっての…
rd「A、寝れそ?」
『ん、どうだろ…。まだ、少し怖いかな』
rd「じゃ、俺がずっと傍に居る。こうやってギューッて手繋いでるからさ。ゆっくり寝なよ」
『えっ、い、いいよ!? もし風邪とか移っちゃ嫌だし……』
するとらっだぁは急に私の口に指をあて、「しーっ」と微笑みながら言った
そんな彼に少しドキッとしながら、私は喋っていた口を閉じる
rd「今日俺、Aの為に学校早退したようなモンなんだよ? だったらちょっとは俺のしたいようにさせてくれん?」
『ぐ、』
子犬のような眼で言うなよ、らっだぁ…!!
嫌でも、断りずらいじゃんか…
『で、でも、それとこれは違…──「A」………はい』
rd「俺、このままAが頑なに言うなら、ちゅーするけど、いい?」
一瞬、思考停止した
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旅人+α(プロフ) - ちょい。さん» わぁぁあ素直な感想ありがとうございます~~!!頑張ります! (11月5日 11時) (レス) id: 1a267f6a54 (このIDを非表示/違反報告)
ちょい。 - あぁスキィィそれに rdとの絡み最高〜!フゥ‼ 夢主ちゃん素直になれよぉ!ゲフンゲフン すいません、間違えました。更新頑張ってください!応援してます! (10月31日 0時) (レス) @page43 id: ee761176f2 (このIDを非表示/違反報告)
希添(プロフ) - 天音さん» ああありがとうございます…!励みになります! (2022年4月25日 22時) (レス) id: 1a267f6a54 (このIDを非表示/違反報告)
天音 - ああ好き…押しが強いrdも好き…いや全部好き…これからも更新頑張ってください!応援してます (2022年4月25日 17時) (レス) @page26 id: e6b77afed7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青空 | 作成日時:2021年12月30日 23時