四話 冨岡さん ページ5
A『!?.....』
(この人はいきなり何を言っているんだ??鬼?殺された?は?)
俺は手に持っていた首飾りを強く握りしめた
A『それがなんだって言うんだ...俺は家族に見放され、天涯孤独の身だったんだぞ...それに、お前は家族に愛されていたんだろ?俺はその逆だよ...考えて見ろよ...家族からも愛されない.....兄弟だって....』
俺は膝に顔を埋めた
『.......俺が天涯孤独の身だったら...自らの死を選んでいたな...
お前もそうするんじゃないのか?
何故そうしなかったんだ?』
腹立つ言い方、自分も不幸だったみたいな言い方、同情するみたいな言い方、俺は大嫌いだ
A『うるさいっ!
したくてもできなかったっ!俺には、唯一無二の兄がいた!でも、もう死んでるかもしれないんだ!!お前になんか分かるかっっ!!!』
俺の兄、久埻はもう親父に見つかって殺されてるかもしれない、十中八九がそうだろう。
冨岡『.......俺の周りにはそう言う奴が山ほどいる
家族を殺された奴もいたり、親から見放された奴も、想い人を目の前で殺された奴もいる。お前だけじゃない』
A『(は……?俺みたいな奴が山ほどいる?お前だけじゃないから我慢しろってか?
ふざけんな、、だって、俺は、この目のせいで…)』
俺が泣いてるのを見て、冨岡さんが俺の頭を撫でてくれた、手を振り払おうと思ったが、一瞬久兄に撫でられてるような感覚がして一気に涙が溢れた
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『御館様、』
『どうしたんだい?しのぶ』
『何故、あの子を冨岡さんに任せたんですか?』
御館様は間を置いてこう言った
『.......それはね、あの子からは義勇と同じ感じがしたんだ...だから私は義勇ならこの子を救えると思ったんだ』
『そうですね....意外な一面があるかもしれない冨岡さんだからできるのかもしれませんね』
『そろそろ終わるかな?』
『え?』
『しのぶ、戻るよ...義勇の所に』
『あ、はい
(御館様は凄いですね.......)』
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しのぶ達が義勇達のいる部屋に入ったらとんでもない光景が広がっていた(しのぶにとって)
『え?
冨岡さん?』
冨岡は胡蝶に向かって
「俺は嫌われていない」と言う表情をしのぶに飛ばした
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ミルちゃん(プロフ) - 佐倉 刃病さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!<(_ _)> そうですねぇ、、また続けてもいいんですが最近家の事情とかで忙しくって( ̄▽ ̄;)でもそれが片付いたらまた復活しようかなと思います!どのくらい先になるのか分かりませんが(;・∀・)まぁ、気長に待っていて下さい! (2020年5月26日 21時) (レス) id: 1ee4ae56f1 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉 刃病 - もう更新しないんですかね……(泣)大好きな作品なので続けてほしいです……。出来ればでいいので……お願いします!! (2020年5月26日 15時) (レス) id: 8767198c34 (このIDを非表示/違反報告)
ミルちゃん(プロフ) - 美桜さん» ありがとうございます!・゚・(ノД`)・゚・。Bの方でもいて頂き、この作品まで見てくれて.......感謝しかない(´;д;`)こんな人ですが、今後もどうぞよろしくお願いします<(_ _)> (2020年3月9日 17時) (レス) id: 1ee4ae56f1 (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - すごい面白いです!ミルちゃんさんが書かれているBのLのほうから来たのですが、こっちも本当に面白くて大好きになりました!これからも頑張ってください!! (2020年3月8日 13時) (レス) id: 347ff25431 (このIDを非表示/違反報告)
ミルちゃん(プロフ) - いおりさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!更新頑張ります!(^^) (2020年1月13日 18時) (レス) id: 1ee4ae56f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミルちゃん | 作者ホームページ:個人個人であります!
作成日時:2019年12月14日 20時